06627

2-アミノアクリドン

BioReagent, suitable for fluorescence, ≥98.0% (HPLC)

• 別名: 2-アミノ-10H-アクリジン-9-オン, 2-アミノ-9(10H)-アクリジノン, AMAC
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₃H₁₀N₂O
• CAS番号: 27918-14-5
• 分子量: 210.23
• Beilstein: 172520
• MDL番号: MFCD00037397
• UNSPSCコード: 12352108
• PubChem Substance ID: 329748253
• NACRES: NA.32

特性

• 製品種目: BioReagent
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98.0% (HPLC)
• 溶解性: DMF: soluble; DMSO: soluble
• 蛍光検出: λ_ex 420 nm; λ_em 542 nm in 0.1 M Tris pH 8.0
• 適合性: suitable for fluorescence
• SMILES記法: Nc1ccc2Nc3ccccc3C(=O)c2c1
• InChI: 1S/C13H10N2O/c14-8-5-6-12-10(7-8)13(16)9-3-1-2-4-11(9)15-12/h1-7H,14H2,(H,15,16)
• InChI Key: PIGCSKVALLVWKU-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

2-アミノアクリジンは還元糖末端でアルデヒド基と反応する第一級アミン基を持ち、水素化ホウ素ナトリウム（NaBH₄）により安定なアミン誘導体に還元される、蛍光性の強い芳香族化合物です。 この蛍光体を用いて、ピコモルレベルのグリカン化合物を検出できます。得られた誘導体を逆相HPLCにより分離し、陽イオンエレクトロスプレーMSにより検出できます。広いpH範囲で安定である強蛍光疎水性プローブは、グリカンの誘導体化に有用であり、ミセル動電キャピラリークロマトグラフィーや逆相・順相クロマトグラフィーに質量分析を併用して個々の糖鎖の相対濃度と構造を決定し、複雑な糖鎖を分析することができます。λ励起波長およびλ発光波長はそれぞれ425nm、532nmです。

グリカンと糖類の蛍光ラベル。

包装

底の開いたガラス瓶内容物は内部に挿入され接着された円錐部に入っています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves