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Merck

乾燥・認定染色試薬

血液学、細胞学、組織学および微生物学の顕微鏡による分析では、染色液を調製するために乾燥色素が頻繁に用いられています。研究での細胞および組織染色に用いられる、最も一貫した信頼できる色素および染色剤は、GMPの厳しい管理下で製造され、さらに品質管理機関による認証を得なければなりません。  

私たちは、細胞および組織染色用に広範囲の色素および染色剤を提供しています。これらの色素および染色剤は、生物学的基準に照らして独自に試験されており、Biological Stain Commission(BSC)によって認定され、CEマークの認証を取得しています。BSCは、適正で厳密な化学的基準および性能基準に従って、独自の試験によって色素の品質を保証しています。

私たちは長年の経験と自社の病理組織学者の専門知識に基づく強力なテクニカルサポートによって、私たちの組織染色用製品を支えています。 





Certistain®色素

Certistain®色素は、信頼できる染色品質、色素の一貫した高い含量、バッチ間の安定性ならびに標準化された化学および物理的パラメータに関する厳格な要件を満たしています。各原材料バッチは、厳格な規格に従って化学的に分析され、それぞれのアプリケーションでの機能的性能について試験されています。これによって、高い色素含量および染色品質が保証されています。さらに、すべてのCertistain®色素はCE認証を得た製品であり、米国Biological Stain Commissionの基準に従って開発されています。

HARLECO®染色剤(日本国内取扱いなし)

1919年以来、HARLECO®ブランドの色素および染色剤は、お客様のサンプル検体に優れたコントラスト、色および明確さをもたらしてきました。HARLECO®染色液は、従来の処方のものだけではなく、多くの新たな改良も取り入れており、私たちの長年の経験に基づき開発されています。幅広い製品を取り揃えており、お客様のラボのルーチンワークならびに細胞学、血液学、微生物学および病理組織学的な分析のための染色を含む多くの特別なアプリケーションのニーズに応えることができます。染色液に加え、あらゆるサンプル調製製品およびバッファーを取り揃え、より安全な固定剤およびサンプル取扱いのための新処方もいくつか扱っています。

Midas® III-Plus全自動スライドステイナー(日本国内取扱いなし)

Midas® III-Plus全自動スライドステイナーは、HARLECO®染色剤を使って稼働するようにデザインされており、お客様の現行の染色プロトコルに合わせて柔軟に運用することが可能です。ルーチンの血液学および微生物学的染色を簡単に行えるようデザインされています。ユニットを完全にプログラムできるため、末梢血や骨髄塗抹標本、さらに微生物検査用の塗抹標本において、お客様が現在用いている染色技法を再現することが可能で、一貫した結果を保証します。このシステムではディップスライド方式による染色法を採用しており、そのためすべてのスライドを均一に染色することが保証され、染色液の消費量が最大で50%まで低減されます。このステイナーは、お客様のラボの新たな基盤となるでしょう。

主な特長:

  • 設置面積が小さく、維持管理にあまり手がかからない
  • 数分間で最大30枚のスライドまたはカバーガラスを均一に染色
  • 処理量は中程度で、1日あたり最大1000枚のスライドの染色が可能
  • 起動時に電子的な自己診断を自動的に実施
  • 最大で29の処理段階を含むユーザー定義のプログラムを9つ登録できる多用途のステイナー
  • 血液および骨髄塗抹標本のライト、ギムザ、ライト-ギムザ、パッペンハイム、ヘマカラー®およびリーシュマン染色に最適
  • グラム、キニヨンおよびAFB染色のアプリケーションに使いやすい

手動スライド染色システム

組織学、細胞学および血液学用Harleco®手動染色ラック(日本国内取扱いなし)を使用すれば、より便利に手動の染色法を行うことができます。もはや汚れたコプリン染色瓶を洗う必要はありません。ラックには染色用の使い捨て容器を10個配置することができ、不使用時の容器には蓋をかぶせて染色液を保護します。これほど容易にまたは素早く、別の染色法に切り替えることはこれまでできませんでした。お客様の実験台が染色液で汚れないよう、溶媒に耐性がある雫受け用トレーの上にラックを置きます。各手動染色ラックには、最大で30枚のスライドを保持できるスライドホルダーが装備されています。


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