L6026

ドデシル硫酸ナトリウム

BioXtra, ≥99.0% (GC)

• 別名: SDS, ドデシル硫酸 ナトリウム塩, ドデシル硫酸ナトリウム, ラウリル硫酸 ナトリウム塩, ラウリル硫酸ナトリウム
• 化学式: CH₃(CH₂)₁₁OSO₃Na
• CAS番号: 151-21-3
• 分子量: 288.38
• Beilstein: 3599286
• EC Number: 205-788-1
• MDL番号: MFCD00036175
• UNSPSCコード: 12161900
• eCl@ss: 39093306
• PubChem Substance ID: 24896426
• NACRES: NA.21

特性

• 由来生物: synthetic (oragnic)
• 品質水準: 200
• 詳細: anionic
• 製品種目: BioXtra
• アッセイ: ≥99.0% (GC)
• 形状: powder
• 分子量: micellar avg mol wt 18,000
• 凝集数: 62
• 不純物: Insoluble matter, passes filter test
• 損失: ≤0.5% loss on drying, HV, 20-25 °C
• CMC: 7-10 mM (20-25°C)
• mp: 204-207 °C (lit.)
• 転移温度: cloud point >100 °C
• 溶解性: H₂O: 0.1 M, clear, colorless
• 密度: 0.496 g/cm³
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤0.05%; phosphate (PO₄^3-): ≤0.0001%
• 微量陽イオン: Al: ≤0.0005%; Ba: ≤0.0005%; Bi: ≤0.0005%; Ca: ≤0.001%; Cd: ≤0.0005%; Co: ≤0.0005%; Cr: ≤0.0005%; Cu: ≤0.0005%; Fe: ≤0.0005%; K: ≤0.02%; Li: ≤0.0005%; Mg: ≤0.0005%; Mn: ≤0.0005%; Mo: ≤0.0005%; Ni: ≤0.0005%; Pb: ≤0.0005%; Sr: ≤0.0005%; Zn: ≤0.0005%
• 吸収: ≤0.05 at 280 in H₂O at 0.1 M; ≤0.08 at 260 in H₂O at 0.1 M
• HLB: 40
• SMILES記法: [Na+].CCCCCCCCCCCCOS([O-])(=O)=O
• InChI: 1S/C12H26O4S.Na/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-16-17(13,14)15;/h2-12H2,1H3,(H,13,14,15);/q;+1/p-1
• InChI Key: DBMJMQXJHONAFJ-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

ドデシル硫酸ナトリウム（SDS）は、タンパク質の二次および三次構造を変性させるために科学研究で広く用いられているよく知られたアニオン性の界面活性剤です。SDSは、負の電荷を持つ硫酸基を末端に有する12炭素非極性鎖からなります。SDSは、タンパク質の変性と可溶化に関与することから、タンパク質分子量の測定に有用なポリアクリルアミドゲル電気泳動などの手順の基本的な構成要素となっています。さらに、SDSは有機ナトリウム塩として機能し、界面活性剤およびタンパク質変性剤として二重の役割を果たします。その顕著な特徴には、負の電荷を特徴とする陰イオン性界面活性剤の性質があります。この電荷がタンパク質および脂質との相互作用を促進し、ミセル構造の形成をもたらします。タンパク質と脂質を効果的に可溶かつ安定にできるSDSの機能にとって不可欠なこれらのミセルにより、タンパク質と脂質を科学的研究で詳細に調査および操作できるようになります。SDSの両親媒性は、負の電荷を持つ硫酸塩が付着した長鎖脂肪族基に由来するものであり、この性質によりSDSはさまざまな生体分子の実験と研究にとって有用な界面活性剤となっています。

アプリケーション

ドデシル硫酸ナトリウムは以下の用途に使用されています。

• 表面プラズモン共鳴を用いてシトクロムcの親和性を評価するための界面活性剤として
• 粒子の凝集を阻害し、単一のマイクロスフェアカップリングを増強するための粒子増強イムノアッセイにおける界面活性剤として
• バイオフィルム破壊剤として

陰イオン界面活性剤

特徴および利点

• 重金属汚染物質のレベルが低いことが試験により確認済みで、さまざまな用途への適合性が保証されている
• 陰イオンおよび陽イオンのレベルが微量であることが試験済み
• 生化学研究目的に理想的な高純度の製品

その他情報

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安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302 - H315 - H318 - H412
• 注意書き: P264 - P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Dam. 1 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 338.0 °F
• 引火点(℃): 170 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges