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由来生物
human
品質水準
リコンビナント
expressed in Chem-2 cells
メーカー/製品名
ChemiScreen
Chemicon®
濃度
0.5 mg/mL
テクニック
ligand binding assay: suitable (GTPγS)
radioligand binding assay (RLBA): suitable
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
dry ice
詳細
ニューロテンシンは13アミノ酸のペプチドで、中枢に投与すると低体温を誘導して鎮痛を媒介し、げっ歯類では抗精神病薬の行動効果も媒介します(Kinkead and Nemeroff, 2004)。 また、収縮力や炎症など、腸の諸機能はニューロテンシンによって媒介されています(Castagliuolo et al., 1999)。 ニューロテンシンの作用は、NTR1(またはNTS1)と NTR2(またはNTS2)という 2 種類の GPCR によって媒介されます。 NTR1ノックアウトマウスはニューロテンシンの低体温作用、鎮痛作用、収縮作用に抵抗性があり、NTR1がこうした作用の主要な媒介因子であることを示しています(Pettibone et al., 2002)。 SR48692 や SR142948A など、NTR1 に部分選択的な低分子 アンタゴニストもニューロテンシンの生物学的作用を阻害します(Labbé-Jullié et al., 1998)。
Chemicon′の NTR1 膜製剤は、当社独自の安定性組換え細胞株から作成された粗製膜製剤です。GPCR の表面発現が高レベルであるため、ニューロテンシン/NTR1相互作用をスクリーニングするのに理想的な HTS ツールです。 この膜製剤は [125I]-ニューロテンシンに対して 1.5 nM の Kd を示します。 2.5 μg/ウェル NTR1 膜製剤と 0.5 nM [125I]-ニューロテンシンで、7 倍以上のシグナル/バックグラウンド比が得られました。
Chemicon′の NTR1 膜製剤は、当社独自の安定性組換え細胞株から作成された粗製膜製剤です。GPCR の表面発現が高レベルであるため、ニューロテンシン/NTR1相互作用をスクリーニングするのに理想的な HTS ツールです。 この膜製剤は [125I]-ニューロテンシンに対して 1.5 nM の Kd を示します。 2.5 μg/ウェル NTR1 膜製剤と 0.5 nM [125I]-ニューロテンシンで、7 倍以上のシグナル/バックグラウンド比が得られました。
ヒト NTR1
アプリケーション
放射性リガンド結合アッセイおよびGTPγS結合。
生物化学的/生理学的作用
GPCR クラス:A
タンパク質標的:NTR1 / NTS1
標的サブファミリー:ニューロテンシン
品質
NTR1 膜製剤を用いた競合結合アッセイで得られたシグナル:バックグラウンドおよび特異的結合値:
仕様:1 ユニット = 5 µg
Bmax:12.9 pmol/mg
Kd: 1.5 nM
5 µg/ウェル | |
---|---|
シグナル:バックグラウンド | 47 |
特異的結合(cpm) | 17556 |
仕様:1 ユニット = 5 µg
Bmax:12.9 pmol/mg
Kd: 1.5 nM
規格
インキュベーション条件
結合緩衝液:50mM HEPES、5 mM MgCl2、1 mM CaCl2、0.2% BSA、pH を 7.4 にしてろ過。
放射性リガンド:[125I] ニューロテンシン(PerkinElmer#:NEX198)
各バイアルには、少なくとも 200 アッセイ(ユニット)分の膜が収められています。1 ユニットとは、0.5 nM の125I 標識ニューロテンシンで 5 倍以上のシグナル:バックグラウンドが得られる膜の量を意味します。
結合緩衝液:50mM HEPES、5 mM MgCl2、1 mM CaCl2、0.2% BSA、pH を 7.4 にしてろ過。
放射性リガンド:[125I] ニューロテンシン(PerkinElmer#:NEX198)
各バイアルには、少なくとも 200 アッセイ(ユニット)分の膜が収められています。1 ユニットとは、0.5 nM の125I 標識ニューロテンシンで 5 倍以上のシグナル:バックグラウンドが得られる膜の量を意味します。
物理的形状
包装: 包装緩衝液:50 mM トリス、pH7.4、10% グリセロール、1% BSAP 包装方法:膜タンパク質は 1 mL の包装緩衝液で 0.5 mg/mL に調整し、急速凍結して -80℃ で保存したものです。
保管および安定性
凍結したまま、-70°C で最長 2 年保存できます。 凍結融解しないでください。
法的情報
CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
HTS034M:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
The Journal of clinical investigation, 103(6), 843-849 (1999-03-17)
The neuropeptide neurotensin mediates several intestinal functions, including chloride secretion, motility, and cellular growth. However, whether this peptide participates in intestinal inflammation is not known. Toxin A, an enterotoxin from Clostridium difficile, mediates pseudomembranous colitis in humans. In animal models
The Journal of pharmacology and experimental therapeutics, 300(1), 305-313 (2001-12-26)
Mice deficient in the neurotensin (NT)-1 receptor (NTR1) were developed to characterize the NT receptor subtypes that mediate various in vivo responses to NT. F2 generation (C57BL6/Sv129J) NTR1 knockout (-/-) mice were viable, and showed normal growth and overt behavior.
Mutagenesis and modeling of the neurotensin receptor NTR1. Identification of residues that are critical for binding SR 48692, a nonpeptide neurotensin antagonist
The Journal of Biological Chemistry, 273, 16351-16357 (1998)
Neurotensin, schizophrenia, and antipsychotic drug action
International Review of Neurobiology, 59, 327-349 (2004)
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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