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ジビニルベンゼン

technical grade, 80%

• 別名: ジエチルベンゼン
• 化学式: C₆H₄(CH=CH₂)₂
• CAS番号: 1321-74-0
• 分子量: 130.19
• MDL番号: MFCD01778656
• UNSPSCコード: 12162002
• PubChem Substance ID: 24865943
• NACRES: NA.23

特性

• グレード: technical grade
• 蒸気密度: 4.5 (vs air)
• 蒸気圧: 0.9 mmHg ( 30 °C)
• アッセイ: 80%
• 形状: liquid
• 自己発火温度: 878 °F
• 含みます: 1000 ppm p-tert-butylcatechol as inhibitor
• expl. lim.: 0.7 %, 75 °F; 6.5 %, 130 °F
• 屈折率: n20/D 1.561 (lit.)
• bp: 195 °C (lit.)
• 密度: 0.914 g/mL at 25 °C
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C=Cc1ccc(C=C)cc1
• InChI: 1S/C10H10/c1-3-9-7-5-6-8-10(9)4-2/h3-8H,1-2H2
• InChI Key: MYRTYDVEIRVNKP-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ジビニルベンゼン（DVB）は2ヵ所不飽和の単量体です。DVBは共単量体であるスチレンと共に架橋重合体の生産に用いられます。いくつかの例が報告されています。高濃度のDVBを用いた重合体化によりポップコーン・ポリマーが生産されます。

ジビニルベンゼン（DVB）は、DVBのメタおよびパラ異性体ならびにエチルビニルベンゼンの混合物からなります。アニオン重合による直鎖状のポリジビニルベンゼン生成用のモノマーとして、DVBを使用することができます。

アプリケーション

DVBはポリマーコアシェルナノ粒子としておよび架橋剤として用いられます。DVBは高架橋マクロ多孔性スチレン／DVB重合体合成のための単量体として用いられることがあります。また、単分散ポリ‐DVBミクロスフェアの合成にも利用されます。

DVBは反応性が高いため、硫黄と共重合させることができます。また、リチウム-硫黄電池の陽極材料として使用されています。剛性を高め、分子鋳型ポリマー（MIP）の鋳型の漏出を減少させる架橋剤としても、DVBを使用することができます。DVBを重合させたポリジビニルベンゼンを炭化することで、活性化カーボンモノリスを作ることができます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H317,H319,H411
• 注意書き: P261 - P264 - P273 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 2 - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 147.2 °F - closed cup
• 引火点(℃): 64 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter