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Merck

392715

Sigma-Aldrich

N-フルオロベンゼンスルホンイミド

97%

別名:

N-フルオロジ(ベンゼンスルホニル)アミン, N-フルオロジベンゼンスルホンイミド, NFSI

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About This Item

化学式:
(C6H5SO2)2NF
CAS番号:
分子量:
315.34
Beilstein:
5348902
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352101
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

品質水準

アッセイ

97%

形状

powder

mp

110 °C (dec.) (lit.)

SMILES記法

FN(S(=O)(=O)c1ccccc1)S(=O)(=O)c2ccccc2

InChI

1S/C12H10FNO4S2/c13-14(19(15,16)11-7-3-1-4-8-11)20(17,18)12-9-5-2-6-10-12/h1-10H

InChI Key

RLKHFSNWQCZBDC-UHFFFAOYSA-N

関連するカテゴリー

詳細

N-フルオロベンゼンスルホンイミド(NFSi)は、フッ素を中性有機分子に導入する有機合成において一般に使用される求電子性フッ素化剤です。また、反応性有機金属種やマロン酸アニオンなどの求核性基質をフッ素化するためにも用いられます。
NFSiは、ベンゼンスルホンイミドとフッ素との反応によって合成できます。

アプリケーション

エノラ-トやカルバニオンにF+を容易に導入できる、安定で取り扱いの簡単な結晶性の物質です
パラジウム触媒による-ブトキシカルボニルラクトンやラクタムのエナンチオ選択的なふっ素化反応に用いられる試薬です。ブチルリチウムを用いるジハロピリジンの求電子的二フッ素化反応、トリフェニルホスフィンを用いるアルコ-ルのジベンゼンスルホンアミドへの直接的な変換反応にも用いられています。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

392715-1G:
392715-BULK:
392715-5G:
392715-50G:
392715-500G:
392715-VAR:


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Toshiaki Suzuki et al.
The Journal of organic chemistry, 72(1), 246-250 (2006-12-30)
An efficient catalytic enantioselective fluorination of tert-butoxycarbonyl lactones and lactams is reported. Reactions of the lactone substrates proceeded smoothly in an alcoholic solvent with a catalytic amount of chiral Pd(II) complex. In the case of the less acidic lactam substrates
N-Fluorobenzenesulfonimide
Poss AJ
Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis, Second Edition, 23(18), 2719-2720 (2001)
Tetrahedron Letters, 47, 8457-8457 (2006)
Anthony A Fodor et al.
The Journal of general physiology, 127(6), 755-766 (2006-06-01)
The study of ion channel function is constrained by the availability of structures for only a small number of channels. A commonly used bioinformatics technique is to assert, based on sequence similarity, that a domain within a channel of interest
Aldrichimica Acta, 28, 36-36 (1995)

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