病原微生物スクリーニングキット・装置・消耗品
病原微生物検査は、食品の安全性および工程管理の効果的なプログラムに重要な要素かつ決定的な成功要因です。食品および飲料製造など病原微生物の影響を受けやすい産業においては、病原微生物のスクリーニングは消費者の安全性を保証する重要なものです。技術の進歩により、どの試料においても病原微生物を迅速に検出するいくつかのアプローチが提供されています。お客様のニーズに合った私たちのさまざまな病原微生物検査製品をお役立てください。
私たちの主要な病原微生物スクリーニングプラットフォームは以下の通りです。
- PCR
- ELISA
- イムノクロマトグラフィ
病原微生物検出のためのPCR法（ポリメラーゼ連鎖反応）
ポリメラーゼ連鎖反応（PCR）などのDNA増幅を伴う診断法を用いた固有のDNAまたはRNAシグネチャーによる病原微生物の同定は、偽陽性の検査結果、微生物の培養のような課題の克服に役立ちます。PCR技術では、微生物を高感度、迅速、かつ正確に検出することができます。
Assurance™ GDSシステムは、3つの簡単なステップを含む実績のある分子PCRスクリーニング法です。3つのステップとは、試料濃縮、PickPen™免疫磁気分離法（IMS）による試料調製、Assurance™ GDS Rotor-Gene® QによるPCR分析です。最適な柔軟性を持つように設計されているため、Assurance™ GDS試料調製のさまざまな部分を、Assurance™ GDS PipetMax®で自動化することができ、変化するニーズによりよく適合するようにプラントラボにおける検査のカスタマイズを可能にします。何日もかかる完全な培養による確認を行わずに、当日もしくは翌日には結果が得られ、日持ちのしない製品にとって貴重な時間を節約できます。このシステムは、AOAC、AFNOR、Micro Val、カナダ保健省を含む多様な第三者機関によって有効性が確認されています。
病原微生物検出のための酵素結合免疫吸着測定法（ELISA法）
酵素結合免疫吸着測定法（ELISA法）は、食品媒介病原微生物の検出に最も一般的に使われている免疫学的方法のひとつです。検査室のスループットを最大化し、検査所要時間を最小化する非常に効率のよい分析ができます。
TRANSIA™ AG（酵素免疫学的測定）とTRANSIA™ PLATEは、製品試料および環境試料中の食品媒介病原微生物を検出するための実績のある抗体－抗原「サンドイッチ」分析技術を取り入れています。私たちは、高いスループット効率を持つ正確かつ信頼性の高いシステムを提供します。広範囲のAOACおよびISO検証と、ビルトインのポジティブコントロールおよびネガティブコントロールを組み合わせることで、結果に必要な信頼性をユーザに提供します。効率的な96ウェルフォーマットと、利用可能な自動化により、TRANSIA™ AG / TRANSIA™ PLATEは、高容量試験にとって理想的なソリューションになります。
Gemini®は、すべての酵素免疫学的測定に対応し、TRANSIA™ PLATE分析向けに予めプログラムされた完全自動マイクロプレートプロセッサです。高スループット検査のための他のシステムよりも高い性能を提供します。
イムノクロマトグラフィ試験
イムノクロマトグラフィ試験は、極めて便利な食品病原微生物の検出のための免疫学的測定法です。主な病原微生物を網羅しているため、この検査はミニラボとして機能し、最適化された病原微生物検査のためのビルトインコントロール反応を含んでいます。たったの20分で確定的結果を出します。
VIP® Gold（視覚的免疫沈降物）シングルステップ視覚的イムノクロマトグラフィ免疫学的測定検査は、食品および環境中の病原微生物検出用のｍEHECのような増菌培地で使用するように設計されています。
サルモネラ、大腸菌腸管出血性大腸菌 O157、リステリア 、カンピロバクターの検出に最適な検査性能を保証するためにISO規格のGranuCult®培地と組み合わせて使用できるSinglepath®シングルステップ視覚的イムノクロマトグラフィ免疫学的測定検査をご検討ください。
Salmonellaに対する1-2 Test™も提供しています。これは、食品および環境試料中のSalmonellaの検出のための、最初に広く受け入れられた抗体ベースのシングルユース検査です。専有の科学技術と実用を組み合わせた結果、実証済みの性能と使いやすさにつながり、正確で信頼性が高く、有効な結果を提供します。
用事調製の増殖培地
病原微生物検出過程の増殖ステップ用の培養培地は、現在、ボタンを押すだけで必要なときに入手可能です。新しいReadyStream®システムは、必要なときに必要な場所で、最大100 Lの事前に加熱された培地を調製・分注できます。各培地バッグについて20分間の最初のステップで、ガンマ線を照射した粉末培地に、ろ過滅菌水を加えて調製します。調製後、10倍濃縮の培地となります。使用時にろ過滅菌水で10倍量に希釈します。
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