X4500

キサンチンオキシダーゼ from bovine milk

Grade III, ammonium sulfate suspension, ≥0.8 units/mg protein

• 別名: Schardinger酵素, XnOx, ヒポキサンチンオキシダーゼ, XOD, キサンチン:酸素オキシドレダクターゼ
• CAS番号: 9002-17-9
• Enzyme Commission number: 1.17.3.2.
• EC Number: 232-657-6
• MDL番号: MFCD00082145
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: bovine milk
• タイプ: Grade III
• 形状: ammonium sulfate suspension
• 比活性: ≥0.8 units/mg protein
• テクニック: inhibition assay: suitable
• 色: faint brown to dark brown
• UniProtアクセッション番号: A0A3Q1LW91; A0A3Q1MM92; A0A3S5ZPW7
• その他の活性: uricase ≤0.1%
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

研究分野：細胞周期

キサンチンオキシダーゼ（XO）は、複雑なメタロフラボプロテインに属しています。スルフヒドリル残基の酸化またはキサンチンデヒドロゲナーゼ（XDH）のタンパク質分解により生成されます。XOは、酵素単位あたり2つのフラビン分子（FAD）、2つのモリブデン原子、および8つの鉄原子が結合していることが特徴です。

以前の分類ではEC1.1.3.22

アプリケーション

牛乳由来のキサンチンオキシダーゼは以下の用途に使用されています：

• 超酸化物生成の原料として
• ヒポキサンチンの分解のため
• 脂質モデル中の活性酸素種（ROS）を、電子スピン共鳴（ESR）のスピントラップ法により検出するため
• キサンチンオキシダーゼ阻害試験におけるアッセイ混合物の構成物質として

生物化学的／生理学的作用

キサンチンオキシダーゼはモリブデン含有酵素で、細胞質ゾル中に存在し、フラボノイドにより強く阻害されます。プリンやピリミジンと同様に、ある種の薬剤の代謝で不可欠な役割を果たしています。活性酸素種の生物学的ソースとしても知られています。

キサンチンオキシダーゼ活性は葉酸によって阻害されます。

キサンチンオキシダーゼ（XO）は、ヒポキサンチンからキサンチンへ、キサンチンから尿酸への加水分解を触媒します。キサンチンオキシダーゼ活性は、葉酸 [7]、および3,4-ジヒドロキシ-5-ニトロベンズアルデヒド（DHNB）、フェブキソスタット、アロプリノールなどその他のさまざまな阻害剤により阻害されます。XOおよびキサンチンデヒドロゲナーゼ（XDH）は、尿酸塩形成の最後の2ステップにおいて重要な役割を果たします。慢性肝疾患患者の血清中には、高レベルのXOが認められます。そのため、XOは肝疾患検出のバイオマーカーとして使用できます。

単位の定義

1 unitは、pH 7.5、25°C、1分間で、1.0 μmoleのキサンチンを尿酸に変換します。ヒポキサンチンを基質にすると、約50%の活性が得られます。

物理的形状

1 mM EDTA, 1 mMサリチル酸ナトリウムを含有する2.3 M (NH₄)₂SO₄, 10 mMリン酸ナトリウムバッファ(pH 7.8)中に分散させた懸濁液

調製ノート

クロマトグラフィ-精製済み

保管および安定性

しっかりと閉めた状態。乾燥状態。施錠するか、有資格者または許可
された者のみがアクセスできる場所に保管してください。

アナリシスノート

タンパク質はＢｉｕｒｅｔ法で測定

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P304 + P340 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)