X1875

キサンチンオキシダーゼ from bovine milk

Grade I, ammonium sulfate suspension, ≥0.4 units/mg protein

• 別名: XOD, キサンチン:酸素オキシドレダクターゼ
• CAS番号: 9002-17-9
• Enzyme Commission number: 1.17.3.2.
• EC Number: 232-657-6
• MDL番号: MFCD00082145
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• タイプ: Grade I
• 品質水準: 200
• 形状: ammonium sulfate suspension
• 比活性: ≥0.4 units/mg protein
• その他の活性: uricase ≤0.5%
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

キサンチンオキシダーゼ（XOD）は金属フラボタンパク質です。フラビンアデニンジヌクレオチド（FAD）、モリブデン、鉄を2：2：8の比で含有します。このホモ二量体の分子量は290 kDaです。モリブデン-タンパク質ファミリーのメンバーです。この酵素は、2つの分離した基質結合部位で構成されます。

以前の分類ではEC1.1.3.22

アプリケーション

ウシ乳由来のキサンチンオキシダーゼは、次の用途で使用されています。

• 5-(ジエトキシホスホリル)-5-メチル-1ピロリン-N-オキシド（DEPMPO）スピントラップアッセイに使用するキサンチンオキシダーゼ（XO）溶液の調製に。
• ベトナム産薬用植物のXO阻害活性のスクリーニングを目的としたin vitro XOアッセイに。
• XO活性を測定する際の標準物質として。
• ドコサヘキサエン酸（DHA）の相乗作用を試験する際の標準物質として。

生物化学的／生理学的作用

キサンチンオキシダーゼは、キサンチンの酸化に続いてスーパーオキシドアニオンの生成によりシトクローム c の還元に関わっていることが示されています。これらのフリーラジカルがシトクローム c を還元します。

キサンチンオキシダーゼはモリブデン含有酵素で、細胞質ゾル中に存在し、フラボノイドにより強く阻害されます。プリンやピリミジンと同様に、ある種の薬剤の代謝で不可欠な役割を果たしています。活性酸素種の生物学的ソースとしても知られています。

ヒポキサンチンのキサンチンへのヒドロキシル化およびキサンチンの尿酸へのヒドロキシル化は、キサンチンオキシダーゼ（XO）酵素により触媒されます。

単位の定義

1 unitは、pH 7.5、25°C、1分間で、1.0 μmoleのキサンチンを尿酸に変換する酵素量です。ヒポキサンチンを基質にすると、約50%の活性が得られます。

物理的形状

1 mMサリチル酸ナトリウムを含有する2.3 M (NH₄)₂SO₄中に分散させた懸濁液

アナリシスノート

タンパク質はBiuret法で測定

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P304 + P340 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)