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詳細
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(Tris)は、生物科学で日常的に用いる緩衝液です。pH緩衝範囲は7.0~9.0です。溶液中では金属への結合はほとんど認められません。Trisは主にエチレンジアミン四酢酸(EDTA)との併用で、特に電気泳動の研究に用いられます。イオン移動度が低いことから、キャピラリーエレクトロクロマトグラフィーにも利用されています。
Trizma baseとTrizma HClを様々な割合で混合し、一般的に使われるpHのTrisバッファーとした混合液のセットです。溶液を混合したり、pHを調整したりせずそのまま使用できます。pHの誤差は0.1以内です。
アプリケーション
Trizma®塩酸溶液は、以下の用途に使用されています:
- ヒト胎児腎臓(HEK)293細胞を溶解するための溶解緩衝液の成分として
- 10倍ジゴキシゲニン(DIG)デオキシヌクレオシド三リン酸(dNTP)ニックトランスレーション標識緩衝液ならびにトリスEDTAおよび塩化ナトリウム(TEN)緩衝液に
- トリス、酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)(1倍TAE)緩衝液の調製に、および10倍ゲルローディング色素の成分として
法的情報
Trizma is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
個人用保護具 (PPE)
Eyeshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
T2569-500ML:
T2569-BULK:
T2569-VAR:
T2194-1L-PW:
T2569-100ML:
T2194-100ML-PW:
T2569-PH:
T2569-1L:
T2569PROC:
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Bio-protocol, 7(10) (2017-08-02)
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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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