SRP3276

SDF-1 ALPHAヒト

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, ≥98% (SDS-PAGE), ≥98% (HPLC)

• 別名: CXCL12, PBSF
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥98% (HPLC); ≥98% (SDS-PAGE)
• 形状: lyophilized
• 有効性: 20.0-80.0 ng/mL
• 分子量: 8.0 kDa
• 包装: pkg of 10 μg
• 不純物: <0.1 EU/μg endotoxin, tested
• 色: white
• UniProtアクセッション番号: P48061
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... CXCL12(6387)

詳細

詳細

SDF-1α（間質細胞由来因子1α）およびβは、間質由来のCXCケモカインであり、CXCR4（C-X-Cモチーフケモカイン受容体）を通じてシグナルを伝達します。 SDF-1αは、CXCL12（C-X-Cモチーフケモカイン12は、SDF-1とも呼ばれる）のアイソフォームです。 遺伝子は、ヒトクロモソーム10q11にマッピングされています。 リコンビナントヒトSDF-1aは、68アミノ酸残基を含む8.0kDaのタンパク質です。

アプリケーション

ヒトSDF-1α（ストロマ細胞由来因子1α）は、神経堤細胞（NCC）の走化性アッセイに使用されており、またヒト間葉系幹細胞（hMSC）の遊走アッセイにおいてダルベッコ改変イーグル培地（DMEM）の成分として使用されています。′′

ヒトSDF-1α（間質細胞由来因子1α）は、肝細胞癌細胞におけるTGF（形質転換増殖因子）-α誘導性EMT（上皮間葉転換）後の、細胞遊走および生存におけるSDF-1αの役割を調べる研究に使用されています。 SDF-1α存在下での、ヒト造血前駆細胞のポディウム形成、遊走、増殖、および細胞間接着の研究に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

SDF-1α（間質細胞由来因子1α）およびβは、BおよびT細胞を化学誘引し、CD34+幹細胞の遊走を誘導することが示されています。 SDF-1は、炎症および不全の心筋に主に発現されます。 炎症、増殖、腫瘍原性および転位に関与しています。 SDF-1タンパク質は、CXCR4（C-X-Cモチーフケモカイン受容体4）発現細胞においてHIV（ヒト免疫不全ウイルス）抑制活性を働かせます。 乳癌、卵巣癌、および甲状腺乳頭癌で高発現します。 虚血組織における血管新生を促進します。SDF1はまた、虚血発作後の、CXCR4を介した神経保護にも関与しています。

物理的形状

添加物無しで凍結乾燥されています。

再構成

開封前にバイアルを遠心分離してください。濃度が0.1～1.0mg/mLとなるように、水で溶解してください。ボルテックスは使用しないでください。この溶液は、2～8℃で最大1週間保存できます。長期保存する場合は、キャリアタンパク質（例えば0.1%BSA）を含むバッファーでさらに希釈し、-20℃～-80℃で、溶液のアリコートを保存してください。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable