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Merck
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Key Documents

安全性情報

SRP2095

Sigma-Aldrich

MDM2 ヒト

recombinant, expressed in E. coli, ≥80% (SDS-PAGE), buffered aqueous solution

別名:

HDMX, MGC5370, MGC71221, hdm2

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About This Item

UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.26

由来生物

human

リコンビナント

expressed in E. coli

タグ

8-His tagged (C-terminus. )

アッセイ

≥80% (SDS-PAGE)

形状

buffered aqueous solution
frozen liquid

分子量

~57.8 kDa

包装

pkg of 10 μg

濃度

350 μg/mL

clear colorless

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−70°C

遺伝子情報

human ... MDM2(4193)

生物化学的/生理学的作用

MDM2は、元々、NIH 3T3細胞の腫瘍形成誘導体における二重微小染色体上に増幅された3つの遺伝子のうちの1つとして発見されましたが、後に、過剰発現すると発癌能を有することが示されました。MDM2の高発現は、無胸腺ヌードマウスにおける非形質転換齧歯類線維芽細胞に対して腫瘍形成能を付与することも示されています。MDM2は、ラット胚線維芽細胞を不死化し、活性化RASと協働してこれらの細胞を形質転換します。多様なヒト腫瘍でMDM2タンパク質濃度の上昇が認められていますが、最も顕著なのは軟組織肉腫であり、原発腫瘍の最大30%にMDM2遺伝子のコピーが複数含まれています。MDM2の過剰発現が腫瘍発現を促進する機序は、MDM2がp53腫瘍抑制因子に結合する能力、ひいてはp53のトランス活性化、細胞周期の停止、アポトーシス機能の阻害によるものです。MDM2は、p53のTAF動員の阻害、核内輸送の促進、p53アセチル化の阻害など、様々な方法でp53活性を阻害します。おそらく最も重要なのは、とりわけp53に対し特異性を有するE3ユビキチンリガーゼとしての機能によるp53の阻害です。MDM2は、p53のプロテオソーム分解を標的とすることによるp53濃度の調節に加えて、ユビキチンを、MDM2自体、MDMX、β2アドレナリン受容体、グルココルチコイド受容体、TIP60、PCAFにも移行させます。

物理的形状

無色透明の凍結した溶液

調製ノート

手動で霜取りを行う冷凍庫を用いて、凍結-融解サイクルが繰り返されるのを防止してください。作業中は、サンプルを氷中に維持してください。

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SRP2095-10UG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

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C A Finlay
Molecular and cellular biology, 13(1), 301-306 (1993-01-01)
Expression of a p53-associated protein, Mdm-2 (murine double minute-2), can inhibit p53-mediated transactivation. In this study, overexpression of the Mdm-2 protein was found to result in the immortalization of primary rat embryo fibroblasts (REFs) and, in conjunction with an activated
L Cahilly-Snyder et al.
Somatic cell and molecular genetics, 13(3), 235-244 (1987-05-01)
We are exploring the origin and function of amplified DNA sequences associated with double minutes (DMs) in a spontaneously transformed derivative of mouse 3T3 cells. Toward that goal, we have constructed a cDNA library using RNA from these cells and
S S Fakharzadeh et al.
The EMBO journal, 10(6), 1565-1569 (1991-06-01)
We have carried out an analysis of amplified DNA sequences present in a tumorigenic mouse cell line, designated 3T3DM, to determine if the presence of cellular transforming activity is correlated with the elevated expression of any of the amplified genes.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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