SML1682

CDN1163

≥98% (HPLC)

• 別名: 4-（1-メチルエトキシ）-N-（2-メチル-8-キノリニル）-ベンズアミド
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₂₀N₂O₂
• CAS番号: 892711-75-0
• 分子量: 320.39
• MDL番号: MFCD07177494
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329826012
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: 5 mg/mL, clear (warmed)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CC1=NC2=C(NC(C3=CC=C(OC(C)C)C=C3)=O)C=CC=C2C=C1
• InChI: 1S/C20H20N2O2/c1-13(2)24-17-11-9-16(10-12-17)20(23)22-18-6-4-5-15-8-7-14(3)21-19(15)18/h4-13H,1-3H3,(H,22,23)
• InChI Key: GVGVYDCVFBGALZ-UHFFFAOYSA-N

詳細

生物化学的／生理学的作用

CDN1163 による処理は小胞体のストレス応答の減少と小胞体のストレス誘導によるアポトーシスと同様に肝臓のグルコース新生および脂質生成に関わる遺伝子の発現を減らします。CDN1163 は筋小胞体／小胞体の Ca²⁺-ATPアーゼ（SERCA）と相互作用し、小胞体 Ca²⁺ 含量を増加させます。

CDN1163 は、ob/ob マウスにおいて強力に空腹時血糖を低下させ、グルコース耐性と肝脂肪症を改善する、肉／小胞体 Ca2+-ATP アーゼ（SERCA）のアロステリック活性化剤です。さらに CDN1163 は ob/ob マウスにおいて脂肪の無い肉部分の重量変化を伴うことなく脂肪組織の顕著な減少を誘導します。CDN1163は リーンコントロール（太らないようコントロールした）マウスではグルコースレベルや体重には影響を与えません。

CDN1163 は肉／小胞体 Ca2+-ATP アーゼ（SERCA）のアロステリック活性化剤です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable