SML1355

PHTPP

≥98% (HPLC)

• 別名: 2-フェニル-3-（4-ヒドロキシフェニル）-5,7-ビス（トリフルオロメチル）-ピラゾロ［1,5-a］ピリミジン, 4-［2-フェニル-5,7-ビス（トリフルオロメチル）ピラゾロ［1,5-a］-ピリミジン-3-イル］フェノール
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₁₁F₆N₃O
• CAS番号: 805239-56-9
• 分子量: 423.31
• MDL番号: MFCD09971112
• UNSPSCコード: 51111800
• PubChem Substance ID: 329825810
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: yellow to orange
• 溶解性: DMSO: 5 mg/mL, clear (warmed)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(C=C1)=CC=C1C(C(C2=CC=CC=C2)=N3)=C4N3C(C(F)(F)F)=CC(C(F)(F)F)=N4
• InChI: 1S/C20H11F6N3O/c21-19(22,23)14-10-15(20(24,25)26)29-18(27-14)16(11-6-8-13(30)9-7-11)17(28-29)12-4-2-1-3-5-12/h1-10,30H
• InChI Key: AEZPAUSGTAHLOQ-UHFFFAOYSA-N

詳細

生物化学的／生理学的作用

PHTPPは選択的エストロゲン受容体β（ERβ）フルアンタゴニストで、ERβに対してERαの36倍の選択性があります。 PHTPPは2種類のエストロゲン受容体のさまざまな活性の識別に使用されています。エストロゲンはERβよりもERαを発現するいくつかの腫瘍で相反効果を示すことがあり、ERα腫瘍細胞の増殖は促進し、ERβ腫瘍細胞は抑制します。 PHTPPは選択的ERβアンタゴニストで、両受容体を発現するSKOV3およびOV2008の卵巣癌細胞株の細胞増殖を有意に促進します。

PHTPPは選択的エストロゲン受容体β（ERβ）フルアンタゴニストです。

またPHTPPは、4-［2–フェニル-5,7–ビス（トリフルオロメチル）ピラゾール［1,5-a］-ピリミジン-3-イル］フェノール（PHTPP）とも呼ばれています。 視床下部弓状核（ARH）におけるノルエピネフリン（NE）の血糖降下率を抑えます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P310 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable