S7651

スフィンゴミエリナーゼ Bacillus cereus由来

lyophilized powder, ≥100 units/mg protein

• 別名: スフィンゴミエリンコリンホスホヒドロラーゼ, スフィンゴミエリンホスホジエステラーゼ
• CAS番号: 9031-54-3
• Enzyme Commission number: 3.1.4.12 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-869-9
• MDL番号: MFCD00132362
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• フォーム: lyophilized powder
• 品質水準: 200
• 比活性: ≥100 units/mg protein
• 分子量: 36873 Da
• 組成: Protein, ~10% Lowry
• 保管温度: 2-8°C
• 遺伝子情報: Bacillus cereus ATCC 14579 ... BC0671(1203022)

詳細

詳細

Bacillus cereus由来のスフィンゴミエリナーゼ（Bc-Smase）は、Mg²⁺含有金属酵素です。 Bacillus cereusスフィンゴミエリナーゼは、ヒツジ赤血球の溶血を誘発します。

スフィンゴミエリナーゼは、線維芽細胞およびマクロファージの大きな小胞のアデノシン三リン酸（ATP）非依存性エンドサイトーシスを調節します。スフィンゴミエリナーゼは、ヒト赤血球の溶血を引き起こします。また、侵襲性疾患につながる強力な毒性因子でもあります。

アプリケーション

Bacillus cereus由来のスフィンゴミエリナーゼは以下の用途で使用されています：

• 脳切片の膜静電容量の測定に
• カイコ死滅活性のテストと確認に
• 酵素活性アッセイおよび複雑な脂質混合物中のスフィンゴミエリンの加水分解に及ぼすその効果の解明に

スフィンゴミエリナーゼは、Niemann Pick病の小児患者および成人患者の骨格症状を調べる研究で使用されています。

生物化学的／生理学的作用

スフィンゴミエリンをベ-スとするセカンドメッセンジャ-の生成を開始します。MAPK(マイトジェン活性化タンパク質キナ-ゼ)およびSAPK(ストレス活性化タンパク質キナ-ゼ)を活性化します。スフィンゴミエリンからセラミドを生成します。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.4、37°C、1分間で、1.0 μmolのTNPAL-スフィンゴミエリンを加水分解する酵素量です。

物理的形状

凍結乾燥品(リン酸カリウムバッファ-塩および安定剤含有)

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H317
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P302 + P352 - P333 + P313 - P362 + P364
• 危険有害性の分類: Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)