S7576

シコニン

≥98% (HPLC)

• 別名: (±)-5,8-ジヒドロキシ-2-(1-ヒドロキシ-4-メチル-3-ペンテニル)-1,4-ナフトキノン, (±)-アルカンニン, (±)-シカルキン, (±)-シコニン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₆H₁₆O₅
• CAS番号: 54952-43-1
• 分子量: 288.30
• MDL番号: MFCD00016668
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329824586
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder or solid
• 色: red to brown
• 溶解性: methanol: 1 mg/mL
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C\C(C)=C\CC(O)C1=CC(=O)c2c(O)ccc(O)c2C1=O
• InChI: 1S/C16H16O5/c1-8(2)3-4-10(17)9-7-13(20)14-11(18)5-6-12(19)15(14)16(9)21/h3,5-7,10,17-19H,4H2,1-2H3
• InChI Key: NEZONWMXZKDMKF-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

シコニンは、Lithospermum erythrorhizonの根から抽出された主要な植物化学化合物です。天然のアントラキノン誘導体です。

アプリケーション

シコニンは下記で使用されています：

• 野生型肺癌細胞におけるチロシンキナーゼ受容体上皮増殖因子受容体（EGFR）に対するゲフィチニブの抗腫瘍活性を促進するため
• 腎好気性解糖および電位の阻害薬として
• リポ多糖（LPS）誘発性心機能不全の改善における役割を試験するための抗炎症薬として
• 細胞死に対するインターフェロン制御因子1の影響を試験するために骨髄由来マクロファージ（BMDM）を刺激するため

生物化学的／生理学的作用

ムラサキ科種から単離されたナフトキノン。漢方(TCM)の抗炎症治療剤として使用されます。ケモカイン受容体の機能を阻害し、HIV-1を抑制します。†ネクロトーシス経路を通して細胞死を誘導し、制がん剤耐性を回避します。† がん細胞のシコニン処理によってピルビン酸キナーゼM2 (PKM2)を阻害し、解糖を抑制しました。

シコニンはC. albicansバイオフィルムに対する強力な抗真菌薬です。ヒトグリオーマ細胞に対して抗酸化および化学療法特性を示します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H400
• 注意書き: P273 - P301 + P312 + P330
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable