P7262

プルンバギン Plumbago indica（アカマツリ）由来

• 別名: 5-ヒドロキシ-2-メチル-1,4-ナフトキノン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₁H₈O₃
• CAS番号: 481-42-5
• 分子量: 188.18
• EC Number: 207-569-6
• MDL番号: MFCD00001682
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 24898833
• NACRES: NA.79

特性

• 由来生物: Plumbago indica
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 色: faint orange to dark orange
• mp: 76-78 °C (lit.)
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC1=CC(C2=C(C1=O)C=CC=C2O)=O
• InChI: 1S/C11H8O3/c1-6-5-9(13)10-7(11(6)14)3-2-4-8(10)12/h2-5,12H,1H3
• InChI Key: VCMMXZQDRFWYSE-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

プルンバギンは、主としてPlumbago indica Lに存在する生理活性ナフトキノンです。キノイドのひとつであり、Plumbago zeylanicaの根からも得られます。

アプリケーション

Plumbago indica由来のプルンバギンは、次の用途で使用されています。

• マウス胚線維芽細胞で細胞毒性を誘発するために、反応性酸素種（ROS）として。
• Saccharomyces cerevisiaeでスーパーオキシドアニオンを生成するために、酸化的ストレス誘発剤として。
• Plumbago auriculateサンプル中のプルンバギンを定量する薄層クロマトグラフィーおよび分光高度分析において、標準物質として。

生物化学的／生理学的作用

プルンバギンは、抗菌、抗癌、抗アテローム硬化性、抗糖尿病、抗炎症、脂質低下、神経保護活性など、さまざまな薬理学的活性を示します。シグナル伝達兼転写活性化因子3（STAT3）のシグナル伝達を阻害し、食道扁平上皮癌（ESCC）の増殖を停止させます。プルンバギンは、リンパ腫において、4-ニトロキノリン-N-オキシド（NQNO）誘発性ストレスに対する保護的抗酸化機能を誘発します。ナノエマルジョン製剤中のプルンバギンには、前立腺癌に対する抗増殖作用があります。

発がんおよびがんのげっ歯類モデルにおいて細胞毒性を示します;抗真菌、抗ウイルス、および抗菌作用を有します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P301 + P310 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges