S3378

スピロノラクトン

97.0-103.0% (HPLC), powder, aldosterone receptor antagonist

• 別名: 4-プレグネン-21-酸-17α-オール-3-オン-7α-チオールγ-ラクトン 7-アセタート, 7α-(アセチルチオ)-17α-ヒドロキシ-3-オキソプレグナ-4-エン-21-カルボン酸γ-ラクトン
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₄H₃₂O₄S
• CAS番号: 52-01-7
• 分子量: 416.57
• EC Number: 200-133-6
• MDL番号: MFCD00082250
• UNSPSCコード: 51111800
• PubChem Substance ID: 24277736
• NACRES: NA.77

特性

• product name: スピロノラクトン, 97.0-103.0%
• 品質水準: 200
• アッセイ: 97.0-103.0%
• mp: 207-208 °C (lit.)
• 溶解性: chloroform: complete 50 mg/ml, clear, faintly yellow
• SMILES記法: CC(=O)S[C@@H]1CC2=CC(=O)CC[C@]2(C)[C@H]3CC[C@@]4(C)[C@@H](CC[C@@]45CCC(=O)O5)[C@H]13
• InChI: 1S/C24H32O4S/c1-14(25)29-19-13-15-12-16(26)4-8-22(15,2)17-5-9-23(3)18(21(17)19)6-10-24(23)11-7-20(27)28-24/h12,17-19,21H,4-11,13H2,1-3H3/t17-,18-,19+,21+,22-,23-,24+/m0/s1
• InChI Key: LXMSZDCAJNLERA-ZHYRCANASA-N
• 遺伝子情報: human ... HSD17B1(3292) , NR3C2(4306) ; rat ... Ar(24208)

詳細

アプリケーション

スピロノラクトンがラットの餌に添加され、長期のスピロノラクトン摂取が腎臓の機能に及ぼす影響について研究されました。

生物化学的／生理学的作用

スピロノラクトンはアルドステロン誘導性カリウム／マグネシウム損失および心筋線維症を減少させます。高血圧を緩和し、内皮機能を向上させ、また慢性心疾患患者の全罹患率および死亡率を下げます。スピロノラクトンは一酸化窒素の生物活性および血管内皮拡張機能不全を回復させます。

スピロノラクトンは競合的アルドステロン受容体アンタゴニストです。カリウム保持性利尿薬として用いられます。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のNuclear Receptors (Steroids)［核内受容体（ステロイド）］のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

調製ノート

スピロノラクトンは、50 mg/mL 濃度でクロロホルムに溶解すると透明で淡い黄色の溶液になります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H351,H360FD,H373
• 注意書き: P202 - P260 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Carc. 2 - Repr. 1B - STOT RE 2
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges