RAB0010

アンジオテンシン II EIA キット

for serum, plasma, culture supernatant and cell lysates

• 別名: Angiotensinogen, Serpin A8
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.32

特性

• 化学種の反応性: mouse, human, rat
• 包装: kit of 96 wells (12 strips x 8 wells)
• テクニック: ELISA: suitable; enzyme immunoassay: suitable
• 入力: sample type cell lysate; sample type culture supernatant(s); sample type serum; sample type plasma
• assay range: inter-assay cv: <15%; intra-assay cv: <10%; sensitivity: 2.62 pg/mL; standard curve range: 0.1-1000 ng/mL
• 検出方法: colorimetric
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... AGT(183)

詳細

詳細

アンジオテンシン II 酵素免疫測定法（EIA）キットは競合酵素免疫測定法の原理に基づき、アンジオテンシン II のペプチドを検出するための in vitro 定量法です。EIA-ANGII-1 は理論的には ANGI、ANGII、ANGIII および ANGIV を含むすべての活性化したアンジオテンシンを検出することができます。しかし、不活性のアンジオテンシンは検出しません。

免疫原

アンジオテンシン II、合成ペプチド

アプリケーション

アンジオテンシンII EIAキットは、血清アンジオテンシンIIの定量的推定に使用されています。

添付文書General ELISA KIT Procedure （サンドイッチ、競合&間接ELISA）をご参照ください。

研究目的にのみ使用できます。診断用には使用できません。
アンジオテンシン II EIA キットはアンジオテンシン II（Ang II）のマウスおよびラットにおける循環および血清中レベルの解析にそれぞれ用いられています。

生物化学的／生理学的作用

In vitroモデルでの研究によれば機械的伸張に誘発された Ang ll の放出は伸張誘導性肥厚応答の媒介に必須の役割を果たしていることが示されています。Ang II は血圧の保持に係るほか高血圧および心血管障害の病態生理学において重要な役割があります。Ang II はまた血管平滑筋細胞の生育誘導、細胞移動および有糸分裂に不可欠な役割を果たしています。線維芽細胞中の I 型および III 型コラーゲンの生産を促進し、血管壁や心筋を肥厚させ、線維症を引き起こします。Ang II 遺伝子の変化は心筋梗塞、高血圧および左心室肥大のリスクを高めます。Ang II の発現は心不全、心室リモデリング、糖尿病、並びに動脈損傷に対する増殖性および炎症性反応を伴います。アンジオテンシン II‐転換酵素阻害剤またはアンジオテンシン II 受容体アンタゴニストなどの薬剤は Ang II-誘導高血圧およびうっ血性心不全の治療に用いることができます。

キットの構成要素は別途購入可能です。

• RABHRP3 HRP-Streptavidin

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H290
• 注意書き: P234 - P390
• 危険有害性の分類: Met. Corr. 1
• 保管分類コード: 8A - Combustible corrosive hazardous materials