R2520

リボヌクレアーゼ阻害剤 ヒト

Inhibits ribonucleases during transcription and translation experiments

• 別名: RNアーゼ阻害剤, リボヌクレアーゼ阻害剤
• MDL番号: MFCD00132187
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.52

特性

• 由来生物: human placenta
• グレード: for molecular biology
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: ~50 kDa
• 濃度: 30,000-50,000 units/mL
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

リボヌクレアーゼ阻害剤は、堅固な非共有1：1複合体を形成することにより、RNase活性を阻害する働きをします。 これはヒト胎盤です。 リボヌクレアーゼ阻害剤は、RNase A、BおよびCを阻害します。リボヌクレアーゼ阻害剤は、RNase H、1、T1、S1ヌクレアーゼ、SP6、T7 RNAポリメラーゼ、T3 RNAポリメラーゼ、AMV逆転写酵素、M-MLV逆転写酵素、またはTaqポリメラーゼを阻害しません。 本阻害剤は、フェノール抽出により、または65°Cで10分間加熱することにより除去できます。

アプリケーション

cDNA合成、RT-PCR、およびin vitroでの転写や翻訳などの手法を含むin vitroでのリボヌクレアーゼの阻害に有用です。

以下の使用に適しています：

• in vitroでのリボヌクレアーゼの阻害
• cDNAの合成
• RT-PCR
• in vitroでの転写および翻訳

生物化学的／生理学的作用

1:1の比で堅固な非共有結合性複合体を形成することにより、RNaseを阻害します。

1:1の比で堅固な非共有結合性複合体を形成することにより、RNaseを阻害します。また、RNase Aと相同性のある新血管形成プロモーターであるアンジオゲニンも阻害します。

構成

リボヌクレアーゼ阻害剤は、20 mM HEPES-KOH（pH 7.6）、50 mM KCl、8 mM DTT、および50%グリセロールの溶液として提供されます。

その他情報

このRNase活性の阻害物質は、ヒト胎盤から単離され、緩衝化されたグリセロール水溶液として供給されます。

50%グリセロール、20 mM HEPES-KOH（pH 7.6）、50 mM KClおよび8 mM DTTの溶液

単位の定義

1単位は、シチジン2′:3′-環状一リン酸系で5 ngのリボヌクレアーゼAの活性を50%低下させます。

物理的形状

50%グリセロール、20 mM HEPES-KOH（pH 7.6）、50 mM KClおよび8 mM DTTの溶液

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter