P5380

プロテアーゼ Bacillus licheniformis由来

Type VIII, lyophilized powder, 7-15 units/mg solid

• 別名: Subtilisin A, Subtilisin Carslberg, スブチリシン A, プロテイナーゼ Bacillus licheniformis由来
• CAS番号: 9014-01-1
• Enzyme Commission number: 3.4.21.62 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-752-2
• MDL番号: MFCD00132092
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Bacillus licheniformis
• 品質水準: 200
• タイプ: Type VIII
• 形状: lyophilized powder
• 比活性: 7-15 units/mg solid
• 分子量: 27 kDa
• 精製方法: crystallization
• 溶解性: 10 mM NaAc (pH 7.5) and 5 mM CaAc: soluble, clear; H₂O: soluble, colorless
• その他の活性: DNase ≤5.0 Kunitz units/mg solid; RNase ≤0.05 Kunitz units/mg solid
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

本酵素は、pH 8 ～ 10 で安定であり、最大で 90％の活性を 24 時間維持します。55 ～ 60°Cの間で最大活性を示します。

特異性

スブチリシン Aは、セリン S8 エンドプロテアーゼファミリーに属します。幅広い特異性を持ち、P1 位置の大きな非電荷残基に特異的です。本製品は、天然および変性タンパク質を加水分解し、アルカリ条件下で活性を示します。

アプリケーション

非特異的プロテアーゼ活性アッセイビデオ

本製品は、Bacillus licheniformisの発酵物から分離された、タンパク質分解酵素です。本製品は、天然および変性タンパク質に対して幅広い特異性を持ち、アルカリ条件下で活性のあるセリンエンドプロテアーゼです。

本酵素は、構造解析に適した結晶を生成するための in situ タンパク質分解に、他の酵素とともに使用されています。また、in vitro機能研究に使用できる、筋細胞膜下（SS）および筋原線維間（IMF）ミトコンドリアの分離プロセスにも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

プロテアーゼは、ペプチド結合の加水分解によってタンパク質を分解します。 プロテアーゼは、フッ化フェニルメチルスルホニル（PMSF）やジイソプロピルフルオロホスフェートなどのセリン活性部位阻害剤によって不活化されます。 プロテアーゼ、製品 P5380 は、天然および変性タンパク質に対して幅広い特異性を持ち、アルカリ条件下で活性のあるセリンエンドプロテアーゼです。 無水オクタンなどの幾つかの有機溶媒中で活性を示します。

物性

スブチリシンは、ジスルフィド結合を持たない非糖タンパク質性の単一ポリペプチド鎖であり、分子量は 27 kDa です。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.5、37°C、1分間で、カゼインを加水分解し、1.0 μmol(181 μg)のチロシンに相当する呈色を生ずる酵素量です(Folin-Ciocalteu試薬で発色)。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07,GHS08,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302 - H315 - H318 - H334 - H335 - H410
• 注意書き: P261 - P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves