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Merck

P5155

Sigma-Aldrich

D-パントテン酸 ヘミカルシウム塩

BioReagent, suitable for cell culture, suitable for insect cell culture, suitable for plant cell culture

別名:

(R)-(+)-N-(2,4-ジヒドロキシ-3,3-ジメチル-1-オキソブチル)-β-アラニン ヘミカルシウム塩, D-パントテン酸カルシウム, ビタミンB5

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About This Item

化学式:
HOCH2C(CH3)2CH(OH)CONHCH2CH2CO2 ·1/2Ca
CAS番号:
分子量:
238.27
Beilstein:
3769272
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352205
eCl@ss:
34058012
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.75

由来生物

synthetic (organic)

品質水準

製品種目

BioReagent

アッセイ

≥98% (TLC)

形状

powder

分子量

Mw 238.27 g/mol

テクニック

cell culture | insect: suitable
cell culture | mammalian: suitable
cell culture | plant: suitable

white to off-white

pH

7.0-8 (25 °C, 50 g/L)

溶解性

water: soluble 50 mg/mL, clear, colorless

保管温度

2-8°C

SMILES記法

CC(C)(CO)[C@@H](O)C(=O)NCCC(=O)O[Ca]OC(=O)CCNC(=O)[C@H](O)C(C)(C)CO

InChI

1S/2C9H17NO5.Ca/c2*1-9(2,5-11)7(14)8(15)10-4-3-6(12)13;/h2*7,11,14H,3-5H2,1-2H3,(H,10,15)(H,12,13);/q;;+2/p-2/t2*7-;/m00./s1

InChI Key

FAPWYRCQGJNNSJ-UBKPKTQASA-L

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詳細

植物およびEscherichia coli(大腸菌)などの微生物は主要なD-パントテン酸源です。この化合物は水溶性で熱に対してかなり安定です。

アプリケーション

D-パントテン酸ヘミカルシウム塩の用途:
  • FMX-turbodoma由来培地の成分
  • 細胞増殖に用いられるDMEM(ダルベッコ修飾イーグル培地)/F-12の栄養補助剤
  • 前駆脂肪細胞培地の栄養補助剤

コエンザイムAの生合成における前駆物質です。

生物化学的/生理学的作用

コエンザイムA(CoA)と共に、D-パントテン酸はアシル輸送タンパク質の前駆体です。これらは脂肪、タンパク質および炭水化物の代謝に関与する必須の補助因子です。この化合物はアセチルコリン神経伝達物質の形成にも関与します。D-パントテン酸は栄養源と考えられ、抗体形成を媒介することによって免疫機能を有します。コルチゾンの産生はD-パントテン酸によって維持されます。コルチゾンは副腎の活動に必須です。

物性

遊離酸は不安定で吸湿性があるため、カルシウム塩が用いられています。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P5155-500G:
P5155-VAR:
P5155-100G:
P5155-BULK:


試験成績書(COA)

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