P1873

抗ペリリピンA/B ウサギ宿主抗体

affinity isolated antibody, buffered aqueous solution

• 別名: Anti-FPLD4, Anti-PERI, Anti-PLIN
• MDL番号: MFCD07370429
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 形状: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen ~62 kDa (also band at 46 kDa)
• 化学種の反応性: mouse
• テクニック: indirect immunofluorescence: 5-10 μg/mL using differentiated mouse NIH3T3-L1 cells; western blot (chemiluminescent): 2.5-5 μg/mL using whole extract of differentiated mouse NIH3T3-L1 cells
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... PLIN(5346) ; mouse ... Plin(103968) ; rat ... Plin(25629)

詳細

詳細

ペリリピンは、白色脂肪細胞および褐色脂肪細胞中にある細胞内中性脂質貯蔵滴の表面タンパク質です、ペリリピンは、副腎皮質や卵巣のステロイド産生細胞、および精巣ライディッヒ細胞中の比較的少量の、コレステロールエステルを含む小サイズのコーティング脂肪滴の表面にも見られます。

特異性

ウサギポリクローナル抗ペリリピンA/B抗体は、イムノブロッティング（46 kDaと約62 kDa）および間接免疫蛍光によりマウスペリリピンA/Bを認識します。イムノブロッティングによるペリリピンAおよびBのバンドの検出は免疫化ペプチドにより特異的に阻害されます。

免疫原

マウスおよびラットペリリピンA/Bのアミノ酸残基6-17に相当する合成ペプチド(C末端システイン付加)のKLH結合体。相当するヒトの配列は、2アミノ酸残基異なっています。

アプリケーション

ウサギで産生された抗ペリリピンA/B抗体は、イムノブロッティングおよび免疫蛍光染色に用いられています。

ウサギポリクローナル抗ペリリピンA/B抗体は、免疫細胞化学法や免疫組織化学（IHC）法による検出や定量のためにペリリピンA/Bを標識するのに使用されます。脂肪細胞中のトリアシルグリセロール貯蔵の制御におけるペリリピンA/Bの存在と役割を特定するためのプローブとして使用されます。

生物化学的／生理学的作用

ペリリピンは、おそらくトリアシルグルセロールを加水分解から保護することで基礎脂肪分解を抑えて脂肪細胞のトリアシルグルセロール貯蔵を調節するプロセスに関与するゲートキーパータンパク質です。また、ペリリピンは、cAMP依存性タンパク質キナーゼ（PKA）により促進されるホルモン感受性リパーゼ（HSL）および非ホルモン感受性リパーゼによる脂肪分解を増強します。ペリリピンノックアウトマウスでは、脂肪組織重量が少なく、食餌誘発肥満抵抗性が低下します。このようなマウスの脂質貯蔵滴は、PKAによるリン酸化を受けない脂肪細胞分化関連タンパク質（ADRP、アジポフィリン）で被覆されています。

物理的形状

0.01M PBS溶液 (pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

免責事項

弊社のカタログまたはその他の製品添付文書に明記されていない限り、弊社の製品は研究専用であり、未承認の商業的用途、体外診断用、生体外・生体内の治療用、あらゆる種類の消費またはヒトや動物への適用を含めるがこれらには制限されないその他のいかなる目的にも使用されるものではありません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)