H7250

ヒスタミン 二塩酸塩

≥99% (TLC), powder, endogenous histamine receptor agonist

• 別名: 2-(4-イミダゾリル)エチルアミン 二塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₅H₉N₃ · 2HCl
• CAS番号: 56-92-8
• 分子量: 184.07
• Beilstein: 3624116
• EC Number: 200-298-4
• MDL番号: MFCD00012703
• UNSPSCコード: 12352116
• eCl@ss: 32160406
• PubChem Substance ID: 24277777
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: ヒスタミン 二塩酸塩, ≥99% (TLC), powder
• アッセイ: ≥99% (TLC)
• フォーム: powder
• 色: white to off-white
• mp: 249-252 °C (lit.)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Cl[H].Cl[H].NCCc1c[nH]cn1
• InChI: 1S/C5H9N3.2ClH/c6-2-1-5-3-7-4-8-5;;/h3-4H,1-2,6H2,(H,7,8);2*1H
• InChI Key: PPZMYIBUHIPZOS-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... HRH1(3269) , HRH2(3274)

詳細

詳細

ヒスタミン二塩酸塩は、ヒスタミン誘導体の一つです。ヒスタミン二塩酸塩は、T 細胞およびナチュラルキラー細胞の活性化を阻害する ROS（活性酸素種）の形成を防ぎます。ヒスタミン二塩酸塩は、腫瘍細胞のアポトーシスに関与しています。患者における急性骨髄性白血病の再発を防ぎます。

アプリケーション

ヒスタミン二塩酸塩は下記に使用されています。

• 興奮性シナプス後電位（EPSP）発生の補助伝達物質としてHPLC（高速液体クロマトグラフィー）を使用した魚におけるヒスタミン二塩酸塩のレベルの同定
• モルモットにおける抗原に対する気管反応の評価

生物化学的／生理学的作用

内在性のヒスタミン受容体H₁, H₂のアゴニストです。一酸化窒素シンターゼを活性化します。強力な血管拡張剤です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のHistamine Receptors（ヒスタミン受容体）のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

本化合物は、神経科学研究のための注目製品の一つです。こちらをクリックすると、神経科学研究用のさらに多くの注目製品をご覧いただけます。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H315,H317,H319,H334,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves