G1512

β-グルクロニダーゼ from Helix pomatia

Type H-5, lyophilized powder, ≥400,000 units/g solid

• 別名: β-D-グルクロニドグルクロノソヒドロラーゼ
• CAS番号: 9001-45-0
• Enzyme Commission number: 3.2.1.31 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-606-8
• MDL番号: MFCD00130629
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• タイプ: Type H-5
• 品質水準: 200
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥400,000 units/g solid
• secondary activity: ≤40,000 units/g solid sulfatase
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

Helix pomatia由来のβ-グルクロニダーゼType H-2は、リンゴマイマイに由来する酵素の粗溶液です。軟体動物に由来するβ-グルクロニダーゼの多くには、スルファターゼ活性も認められます。

アプリケーション

β-グルクロニダーゼは、グルクロニドと硫酸代謝産物の複合体を加水分解するために使用されました。

Helix pomatia由来のβ-グルクロニダーゼは次の用途に使用されています：

• 液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレーイオン化、タンデム質量分析（LC-ESI-MS/MS）用の尿サンプルの酵素処理
• 高速液体クロマトグラフィー（HPLC）分析により、ブタまたはラット組織からケルセチンを抽出する際の手順として
• ガスクロマトグラフィー-質量分析（GC-MS）用の尿および血漿サンプル調製の酵素的脱抱合処理

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生物化学的／生理学的作用

β-グルクロニダーゼ（β-Glc）は、複合糖質の分解を触媒するエキソグリコシダーゼです。ヒトにおいては、抱合型ビリルビンを非抱合型に変換し、ビリルビンを再吸収に適したものにします。

尿中代謝分析におけるグルクロニド抱合体の加水分解に使用します。

品質

軟体動物由来の多くのβ-グルクロニダーゼもスルファターゼ活性を有します。

関連事項

G0876をゲル浸透クロマトグラフィーによりさらに精製した製品です。

単位の定義

SIGMA 1 unitまたは改変Fishman 1 unitは、pH 5.0、37°C、1時間で、フェノールフタレイン1.0 μgをフェノールフタレイングルクロニドから遊離させる酵素量です(30分間アッセイ)。

スルファターゼ単位の定義:スルファターゼ1 unitは、pH 5.0、37°C、1時間で、1.0 μmolの硫酸p-ニトロカテコールを加水分解する酵素量です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H317,H334
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P284 - P302 + P352 - P304 + P340 + P312
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)