G0251

β-グルクロニダーゼ ウシ肝臓由来

Type B-1, ≥1,000,000 units/g solid

• 別名: ウシ肝臓β-グルクロニダーゼ, β-D-グルクロニドグルクロノソヒドロラーゼ
• CAS番号: 9001-45-0
• Enzyme Commission number: 3.2.1.31 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-606-8
• MDL番号: MFCD00130629
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• タイプ: Type B-1
• フォーム: solid
• 比活性: ≥1,000,000 units/g solid
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

ββ-グルクロニダーゼ（GUSB）はリソソーム酵素であり、動物、植物、細菌に見られます。このエキソグリコシダーゼは脾臓、肝臓および腎臓で高い活性を示します。ウシ肝β-グルクロニダーゼ（BLG）は、分子量290 kDaのホモ四量体です。

アプリケーション

β-グルクロニダーゼは、遺伝子発現をモニタリングするためのGUSアッセイにおけるレポーター遺伝子として使用されます。

βウシ肝由来のβ-グルクロニダーゼをβ-グルクロニダーゼ阻害アッセイに使用して、Phyllanthus amarusの抽出物および分離活性成分に対するβ-グルクロニダーゼ阻害作用が研究されています。また、脱グルクロン酸抱合を実施するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

ββ-グルクロニダーゼ（GUSB）が欠乏すると、ムコ多糖症タイプVII（MPSVII）を発症し、脳内でのリソソーム貯蔵につながることがあります。GUSBの働きにより、ステロイドホルモンβ-グルクロニドの組織への組み込みが可能です。

β-グルクロニダーゼは、複合炭水化物の分解を触媒します。ヒトでは、これは抱合ビリルビンを非抱合体に変換し、ビリルビンを再吸収に適したものにします。

単位の定義

SIGMA 1ユニットまたは改変Fishman 1ユニットは、pH 5.0、37°C、1時間で、フェノールフタレイン1.0 μgをフェノールフタレイングルクロニドから遊離させる酵素量です(30分間アッセイ)。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H317,H334
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P284 - P302 + P352 - P333 + P313
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)