D2141

6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン

>95% (TLC), suitable for ligand binding assays

• 別名: (S)-2-アミノ-6-ジアゾ-5-オキソカプロン酸, DON
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₉N₃O₃
• CAS番号: 157-03-9
• 分子量: 171.15
• Beilstein: 1725815
• MDL番号: MFCD00037218
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24893639
• NACRES: NA.26

特性

• 製品名: 6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン, crystalline
• アッセイ: >95% (TLC)
• 品質水準: 200
• フォーム: crystalline
• テクニック: ligand binding assay: suitable
• 色: light yellow
• mp: 145 °C
• 抗生物質活性スペクトル: neoplastics
• 作用機序: enzyme | inhibits
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: N[C@@H](CCC(=O)C=[N+]=[N-])C(O)=O
• InChI: 1S/C6H9N3O3/c7-5(6(11)12)2-1-4(10)3-9-8/h3,5H,1-2,7H2,(H,11,12)/t5-/m0/s1
• InChI Key: YCWQAMGASJSUIP-YFKPBYRVSA-N

詳細

詳細

化学構造: アミノ酸誘導体

アプリケーション

6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン (DON)は、グルタミンシンテターゼ－グルタミン(アミド)-2-オキソグルタレートアミノトランスフェラーゼの阻害剤として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

DONは、カルバモイルリン酸シンテターゼおよびシチジン三リン酸シンターゼなどの、グルタミンを利用する酵素の機序の研究に使用されています。

DONは、核酸やタンパク質の合成など、窒素源としてL-グルタミンが関与する数多くの反応に関与しています。絨毛がんに対する抗がん活性を示すことが知られています。

グルタミン類似体である6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン (DON)は、シチジン三リン酸シンターゼ1 (CTPS1) および各種のグルタミナーゼの、機能、特異性および特性を研究するための阻害剤として使用されています。DONは、細胞間におけるグルタミン (GLN) の移動を阻害するために使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301 + H311 + H331
• 注意書き: P261 - P264 - P280 - P301 + P310 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P311
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges