コンテンツへスキップ
Merck

C7374

Sigma-Aldrich

CK-636

≥98% (HPLC)

別名:

CK-0944636;N-[2-(2-メチル-1H-インドール-3-イル)エチル]-2-チオフェンカルボキサミド

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

実験式(ヒル表記法):
C16H16N2OS
CAS番号:
分子量:
284.38
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.77

アッセイ

≥98% (HPLC)

フォーム

powder

peach to light pink

溶解性

DMSO: ≥20 mg/mL

保管温度

2-8°C

SMILES記法

Cc1[nH]c2ccccc2c1CCNC(=O)c3cccs3

InChI

1S/C16H16N2OS/c1-11-12(13-5-2-3-6-14(13)18-11)8-9-17-16(19)15-7-4-10-20-15/h2-7,10,18H,8-9H2,1H3,(H,17,19)

InChI Key

ACAKNPKRLPMONU-UHFFFAOYSA-N

生物化学的/生理学的作用

CK-636は、アクチン関連タンパク質(Arp)2/3複合体の活性を阻害します。Arp2とArp3の分子間に結合することによりArp2、Arp3の活性型コンホメーションへの転移をブロックし、アクチンフィラメントの核形成能を阻害します。
アクチン関連タンパク質(Arp)2/3複合体によるアクチンフィラメントの重合は、多様な細胞運動をサポートしています。しかし、生細胞で可逆的にArp2/3複合体を阻害する簡便な方法がなかったため、Arp2/3複合体がアクチンフィラメントの核形成に与える影響を、その他のメカニズムと相対的に比較研究することは困難でした。最近、Natureに掲載された論文で、Arp2/3複合体の異なる部位に結合する2種類の低分子化合物が報告され、これらはアクチンフィラメントの核形成能を阻害することが示されました。これら2種類のインヒビターは、異なるメカニズムで作用することが明らかにされており、生細胞におけるArp2/3複合体を研究する強力な手法となります。

CK-0944636はArp2とArp3の間に結合し、Arp2、Arp3の活性型コンホメーションへの転移を阻害します。CK-0993548はArp3の疎水性コアに入り込み、コンホメーションを変化させます。どちらの化合物も、リステリア菌のコメットテイルや単球ポドソームのアクチンフィラメントの形成を阻害します。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

C7374-VAR:
C7374-BULK:
C7374-25MG:
C7374-5MG:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

試験成績書(COA)

Lot/Batch Number

適切なバージョンが見つかりませんか。

特定のバージョンが必要な場合は、ロット番号またはバッチ番号で特定の証明書を検索できます。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Charlotte Ford et al.
PLoS pathogens, 14(5), e1007051-e1007051 (2018-05-05)
Pathogens hijack host endocytic pathways to force their own entry into eukaryotic target cells. Many bacteria either exploit receptor-mediated zippering or inject virulence proteins directly to trigger membrane reorganisation and cytoskeletal rearrangements. By contrast, extracellular C. trachomatis elementary bodies (EBs)
Liang Ma et al.
Cell research, 25(1), 24-38 (2014-10-25)
Cells communicate with each other through secreting and releasing proteins and vesicles. Many cells can migrate. In this study, we report the discovery of migracytosis, a cell migration-dependent mechanism for releasing cellular contents, and migrasomes, the vesicular structures that mediate

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)