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Merck

B5507

Sigma-Aldrich

硫酸ブレオマイシン from Streptomyces verticillus

crystalline, 1.5-2.0 U/mg

別名:

ブレオ, ブレキサン, ブレノキサン

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About This Item

CAS番号:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

形状

crystalline

品質水準

比活性

1.5-2.0 U/mg

white to off-white

溶解性

H2O: 20 mg/mL

微量陽イオン

Cu: ≤0.10%

抗生物質活性スペクトル

fungi

作用機序

DNA synthesis | interferes

保管温度

2-8°C

SMILES記法

[O-]S([O-])(=O)=O.C[C@@H](O)[C@@H](NC(=O)[C@@H](C)[C@H](O)[C@@H](C)NC(=O)[C@H](NC(=O)c1nc(nc(N)c1C)[C@H](CC(N)=O)NC[C@H](N)C(N)=O)[C@@H](O[C@@H]2O[C@@H](CO)[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H]2O[C@@H]3O[C@H](CO)[C@@H](O)[C@@H](OC(N)=O)[C@@H]3O)c4c[nH]cn4)C(=O)NCCc5nc(cs5)-c6ncc(s6)C(=O)NCCC[S+](C)C.C[C@@H](O)[C@@H](NC(=O)[C@@H](C)[C@H](O)[C@@H](C)NC(=O)[C@H](NC(=O)c7nc(nc(N)c7C)[C@H](CC(N)=O)NC[C@H](N)C(N)=O)[C@@H](O[C@@H]8O[C@@H](CO)[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H]8O[C@@H]9O[C@H](CO)[C@@H](O)[C@@H](OC(N)=O)[C@@H]9O)c%10c[nH]cn%10)C(=O)NCCc%11nc(cs%11)-c%12ncc(s%12)C(=O)NCCC[S+](C)C

InChI

1S/2C55H83N17O21S3.H2O4S/c2*1-20-33(69-46(72-44(20)58)25(12-31(57)76)64-13-24(56)45(59)82)50(86)71-35(41(26-14-61-19-66-26)91-54-43(39(80)37(78)28(16-73)90-54)92-53-40(81)42(93-55(60)88)38(79)29(17-74)89-53)51(87)67-22(3)36(77)21(2)47(83)70-34(23(4)75)49(85)63-10-8-32-68-27(18-94-32)52-65-15-30(95-52)48(84)62-9-7-11-96(5)6;1-5(2,3)4/h2*14-15,18-19,21-25,28-29,34-43,53-54,64,73-75,77-81H,7-13,16-17,56H2,1-6H3,(H13-,57,58,59,60,61,62,63,66,67,69,70,71,72,76,82,83,84,85,86,87,88);(H2,1,2,3,4)/t2*21-,22+,23+,24-,25-,28-,29+,34+,35+,36-,37+,38+,39-,40-,41-,42+,43-,53-,54-;/m00./s1

InChI Key

OOXTWFJZZAJGKA-CNLAFNBISA-N

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詳細

化学構造:糖ペプチド
硫酸ブレオマイシンは、Streptomyces verticillusから単離された抗腫瘍性抗生物質です。細胞培地には、10~100 μg/mLで使用することを推奨します。

アプリケーション

Streptomyces verticillus由来の硫酸ブレオマイシンは、次の用途に使用されています。
  • 肺線維症においてテロメア短縮の影響を研究するため。
  • 肺傷害を誘発し、CEACAM6発現に対するその影響を研究するため。
  • 肺傷害を誘発し
  • 、CEACAM6発現に対するその影響を研究するためのDNAアルキル化剤として。
  • 動物において肺傷害と
  • その後の線維症を引き起こすため。

硫酸ブレオマイシンは、Streptomyces verticillusから単離された抗腫瘍性抗生物質です。細胞培地には、10~100 μg/mLで使用することを推奨します。

生物化学的/生理学的作用

硫酸ブレオマイシンはDNAに結合し、特異的な塩基配列におけるssDNAの切断を引き起こしてDNA合成を阻害します。この阻害作用は、ブレオマイシンの酸素および金属イオンへの結合を必要とします。また、弱く、しかしより選択的にRNAも切断します。アポトーシスの誘導および調節物質として作用し、腫瘍の血管新生を阻害します。

特徴および利点

本化合物は、アポトーシス研究用の製品として提供しています。他のアポトーシス研究用製品を閲覧するには、ここをクリックしてください。他の研究領域用の生理活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご覧ください。

構成

本製品は、ブレオマイシンA2(70%)およびB2(30%)を含む糖ペプチド抗生物質の混合物です。それぞれのブレオマイシンは、末端のアミンが異なり、異なる生物学的活性を示します。

注意

本製品は、2~8℃で保存する必要があります。

調製ノート

本製品は20 mg/mLで水に可溶であり、数日間は活性があります。0.1 Mの中性リン酸カリウムに溶解した2ユニット/mLの溶液は、14日以内に使用してください。通常の生理食塩水に溶解した3ユニット/mLの溶液は、活性が3ヵ月間あります。

その他情報

容器は固く閉め、乾燥した、通気の良い場所で、吸湿剤と共に保管してください。

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Carc. 2 - Muta. 1B - Repr. 2

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

B5507-15UN:
B5507-VAR:
B5507-BULK:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

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Carcinogenicity of bleomycin sulfate and peplomycin sulfate after repeated subcutaneous application to rats
Habs M and Schmahl D
Oncology, 41(2), 114-119 (1984)
Assembly of the Elongin A ubiquitin ligase is regulated by genotoxic and other stresses
Weems JC, et al.
The Journal of Biological Chemistry, 290(24), 15030-15041 (2015)
Loss of CDKN2B promotes fibrosis via increased fibroblast differentiation rather than proliferation
Scruggs AM, et al.
American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology, 59(2), 200-214 (2018)
Telomere shortening activates TGF-betaSmads signaling in lungs and enhances both lipopolysaccharide and bleomycin-induced pulmonary fibrosis
Liu YY, et al.
Acta Pharmacologica Sinica, 39(11), 1735-1735 (2018)
Expression of human carcinoembryonic antigen-related cell adhesion molecule 6 and alveolar progenitor cells in normal and injured lungs of transgenic mice
Lin S, et al.
Physiological Reports, 3(12), e12657-e12657 (2015)

資料

DNA damage & repair mechanism is vital for maintaining DNA integrity. Damage to cellular DNA is involved in mutagenesis, the development of cancer among others.

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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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