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Merck

N9162

Sigma-Aldrich

Neocarzinostatin

from Streptomyces carzinostaticus, ≥90% (SDS-PAGE), solution

別名:

NCS, NSC-69856, ジノスタチン, ホロネオカルジノスタチン

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About This Item

CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.77

product name

ネオカルチノスタチン Streptomyces carzinostaticus由来, ≥90% (SDS-PAGE), ~0.5 mg/mL

品質水準

アッセイ

≥90% (SDS-PAGE)

形状

solution

濃度

~0.5 mg/mL

抗生物質活性スペクトル

neoplastics

作用機序

DNA synthesis | interferes

輸送温度

wet ice

保管温度

2-8°C

InChI

1S/C35H35NO12/c1-16-12-19(42-4)14-22-20(16)8-9-23(37)27(22)32(40)45-24-13-18-10-11-35(26-15-43-34(41)46-26)25(48-35)7-5-6-21(18)31(24)47-33-28(36-3)30(39)29(38)17(2)44-33/h8-9,12-14,17,21,24-26,28-31,33,36-39H,6,15H2,1-4H3/t17-,21?,24-,25-,26-,28-,29+,30-,31-,33-,35+/m1/s1

InChI Key

BLXZMHNVKCEIJX-PNKAXBHOSA-N

アプリケーション

Streptomyces carzinostaticus由来のネオカルチノスタチンは、下記の用途で使用されています:
  • ヒトGM0637線維芽細胞の処理のためのDNA損傷剤として
  • DNA損傷誘導のための放射線類似作用抗生物質として
  • Vγ2Vδ2 T細胞とともに使用し、卵巣がん細胞に対する細胞毒性の評価

生物化学的/生理学的作用

ネオカルチノスタチンは、113個のアミノ酸残基を有する単鎖タンパク質にエンジイン発色団が強固に結合した、タンパク質・低分子複合体です。この複合体は、抗増殖性と抗腫瘍性を有しています。発色団は活性化合物であり、DNAの切断に関与します。一方、アポタンパク質は、この不安定な発色団の作用を安定化・制御します。NCS発色団は、結合タンパク質の内溝に非共有結合的に結合しているため、解離することが可能です。チオ-ルを添加すると、発色団は反応性の高いバイラジカル分子を形成し、この分子がDNAの一本鎖・二本鎖の配列特異的な切断を誘導します。ネオカルチノスタチンはDNA合成を阻害し、様々なヒト腫瘍や動物腫瘍において抗腫瘍性を示します。NCSは細胞増殖を阻害します。これはNCSがG2期停止を誘導し、ヒトパピロ-マウイルス(HPV)陽性細胞株と陰性細胞株の両方においてアポト-シスを誘導する作用によるものです。
ネオカルチノスタチンは、放射線類似作用抗生物質です。

物理的形状

pH 5.5の20 mM MESバッファ-溶液中に、100 μg(約9 nmol)のNCSを含有しています。

保管分類コード

10 - Combustible liquids

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

N9162-BULK:
N9162-100UG-PW:
N9162-VAR:
N9162-100UG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Long non-coding RNA ANRIL (CDKN2B-AS) is induced by the ATM-E2F1 signaling pathway
Wan G, et al.
Cellular Signalling, 25(5), 1086-1095 (2013)
B Heyd et al.
Journal of bacteriology, 182(7), 1812-1818 (2000-03-14)
Neocarzinostatin (NCS) is the most studied member of a family of chromoproteins secreted by a range of actinomycetes species. It has been proposed that in addition to their antitumoral activity related to the bound chromophores, this group of related proteins
Induction of ATM/ATR pathway combined with Vgamma2Vdelta2 T cells enhances cytotoxicity of ovarian cancer cells
Lu J,et al.
Biochimica et Biophysica Acta (BBA)-Molecular Basis of Disease, 1842(7), 1071-1079 (2014)
Neocarzinostatin-chromophore: a potent inhibitor of casein kinase II in vitro.
Tanoue, S., et al.
Antibiotics, 51, 95-98 (1998)
The enediyne antibiotics.
A L Smith et al.
Journal of medicinal chemistry, 39(11), 2103-2117 (1996-05-24)

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