A8486

N-(p-アミルシンナモイル)アントラニル酸

≥98% (HPLC)

• 別名: 2-[[1-オキソ-3-(4-ペンチルフェニル)-2-プロペン-1-イル]アミノ]-安息香酸, ACA, N-(4-ペンチルシンナモイル)アントラニル酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₃NO₃
• CAS番号: 99196-74-4
• 分子量: 337.41
• MDL番号: MFCD00211365
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 329770958
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to off-white
• 溶解性: DMSO: ≥20 mg/mL
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: CCCCCc1ccc(\C=C\C(=O)Nc2ccccc2C(O)=O)cc1
• InChI: 1S/C21H23NO3/c1-2-3-4-7-16-10-12-17(13-11-16)14-15-20(23)22-19-9-6-5-8-18(19)21(24)25/h5-6,8-15H,2-4,7H2,1H3,(H,22,23)(H,24,25)/b15-14+
• InChI Key: GAMRBCZMOOMBSQ-CCEZHUSRSA-N

詳細

詳細

N-(p-アミルシンナモイル)アントラニル酸（ACA）は、幅広いスペクトルのホスホリパーゼA2阻害剤として機能し、一過性受容体電位（TRP）チャネルをブロックします。心室筋細胞のカルシウム活性化塩化電流を抑制します。ACAはさまざまなイオンチャネルを調節します。

アプリケーション

N-(p-アミルシンナモイル)アントラニル酸は、活性酸素種（ROS）の産生を調節する役割を研究する際に、一過性受容体電位カチオンチャネルサブファミリーMメンバー2（TRPM2）阻害剤として使用されています。

N-(p-アミルシンナモイル)アントラニル酸は、広範囲のPLA2阻害剤およびTRPチャネル遮断薬です。N-(p-アミルシンナモイル)アントラニル酸は、ドーパミン作動性SNcニューロンにおけるTRPM2チャネルの機能的発現の研究に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

広域スペクトルのホスホリパーゼA2（PLA2）阻害剤およびTRPチャネル遮断薬。

特徴および利点

本化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal TransductionのホスホリパーゼA2のページに掲載されています。ハンドブックの他のページを閲覧するには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H410
• 注意書き: P273 - P391 - P501
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable