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Merck
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安全性情報

A8301

Sigma-Aldrich

アルブミン, 糖化 ヒト

lyophilized powder

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About This Item

CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.25

由来生物

human

品質水準

アッセイ

90-100% protein basis (biuret)

形状

lyophilized powder

標識化の程度

1-5 mol hexose (as fructosamine) per mol albumin

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

UniProtアクセッション番号

保管温度

−20°C

InChI

1S/C3F8/c4-1(5,2(6,7)8)3(9,10)11

InChI Key

QYSGYZVSCZSLHT-UHFFFAOYSA-N

遺伝子情報

human ... ALB(213)

詳細

アルブミン遺伝子はヒト染色体4q13.3にマッピングされます。肝臓で609個のアミノ酸からなるプレプロアルブミンとして合成されます。585残基からなる成熟アルブミンは、シグナルペプチドの切断によって生成されます。アルブミンは、血清中の主要な循環タンパク質です。3つのドメイン(I、IIおよびIII)から成り、それぞれ2つのサブドメインAおよびBに分かれます。アルブミンには合計6つのリガンド結合部位があります。ドメインIIAおよびIIIAは、小さい複素環または芳香族化合物の結合部位を持っています。長鎖脂肪酸結合部位は、ドメインIBおよびIIIBにあります。

アプリケーション

アルブミン、糖化ヒトは、以下の用途で使用されています:
  • 網膜ミクログリア活性化用の無血清培地の成分として
  • 不死化した近位尿細管上皮(HK-2)細胞のフィブロネクチン産生を刺激するため
  • ヒト網膜微小血管内皮細胞(HRMEC)の培養において、Family with Sequence Similarity 18、Member B(FAM18B)の発現に対する影響を調べるために培地添加物として


自然発生糖化アルブミンは、糖尿病患者による血糖管理の高感度の指標です。

生物化学的/生理学的作用

アルブミンは、さまざまな生理的プロセスに極めて重要であり、脂質、金属イオンおよびアミノ酸の主要なトランスポーターとなります。酸化防止能を有し、また、さまざまな薬物に結合します。アルブミン遺伝子の突然変異は、アルブミンが低値となる無アルブミン血症と呼ばれる常染色体劣性遺伝疾患に関係します。アルブミンの主な糖結合部位は、525番目のリジンです。糖化アルブミンは、糖尿病患者の血糖マーカーであり、HbA1cに基づく血糖コントロールの評価に有用です。

物理的形状

凍結乾燥品(クエン酸バッファ-塩を含有)

調製ノート

in vitroで糖化されています。

その他情報

より詳細な情報につきましては、human serum albuminをご覧ください。

免責事項

研究用途に限ります。本製品は、輸出入活動を含めて、科学的な目的で使用することを意図した場合、フランスにおいて規制されます(フランス公衆衛生法Article L 1211-1 paragraph 2)。購入者(すなわちエンドユーザー)は、公衆衛生法Article L1245-5-1 IIの記載に従い、フランス研究省から輸入許可を得る必要があります。本製品を注文することにより、適切な輸入許可を取得していることを確認することになります。

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

A8301-VAR:
A8301-25MG:
A8301PROC:
A8301-25MG-PW:
A8301-BULK:
A8301-BULK-N:
A8301-PH:


試験成績書(COA)

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Colorectal cancer (CRC) is a leading cause of death in the developed world, yet facile preclinical models that mimic the natural stages of CRC progression are lacking. Through the orthotopic engraftment of colon organoids we describe a broadly usable immunocompetent
AGEs mediated expression and secretion of TNF alpha in rat retinal microglia
Wang AL, et al.
Experimental Eye Research, 84(5), 905-913 (2007)
Zahra Valizadeh-Arshad et al.
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Motor neuron differentiation from human embryonic stem cells (hESCs) is a goal of regenerative medicine to provide cell therapy as treatments for diseases that damage motor neurons. Most protocols lack adequate efficiency in generating functional motor neurons. However, small molecules
Role of FAM18B in diabetic retinopathy
Wang AL, et al.
Molecular Vision, 20(1), 1146-1146 (2014)
Dustin J Flanagan et al.
Methods in molecular biology (Clifton, N.J.), 1576, 123-133 (2016-10-06)
The discovery of Lgr5 as a marker of adult stem cells meant that stem cell populations could be purified and studied in isolation. Importantly, when cultured under the appropriate conditions these stem cells form organoids in tissue culture that retain

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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