A5486

アゾキシメタン

13.4 M, ≥98%

• 別名: AOM
• 化学式: CH₃N=N(→O)CH₃
• CAS番号: 25843-45-2
• 分子量: 74.08
• MDL番号: MFCD00126912
• UNSPSCコード: 12352124
• PubChem Substance ID: 329770827
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98%
• フォーム: liquid
• 組成: methylene chloride, ≤1% (solvent)
• 保管条件: (Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place.)
• 濃度: 13.4 M
• 色: colorless
• bp: 97-99 °C (lit.)
• 密度: 0.991 g/mL at 25 °C (lit.)
• アプリケーション: genomic analysis
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: C\N=[N+](/C)[O-]
• InChI: 1S/C2H6N2O/c1-3-4(2)5/h1-2H3/b4-3+
• InChI Key: DGAKHGXRMXWHBX-ONEGZZNKSA-N

詳細

詳細

アゾキシメタン（AOM）は、がん（特に結腸がん）の発生、進行、および予防を研究するために使用される有力な実験用化学物質です。AOMは、腫瘍形成をトリガする発がん性物質、およびDNAの特定の改変を引き起こす遺伝子変異試薬の両方として機能します。

アプリケーション

遺伝子変異試薬であるアゾキシメタン（AOM）は、癌の進展や化学予防のメカニズム研究に使用される実験動物において、癌モデルを作成するために、デキストラン硫酸ナトリウム（DSS）と共に使用されることがあります。

生物化学的／生理学的作用

DNA内でO⁶-メチルグアニン付加体を誘導し、G→Aの変換を生じさせる発がん物質。実験動物の結腸に腫瘍発生を誘導し、癌の進行と化学予防のメカニズムを研究するのに使用されます。

特徴および利点

汎用性が高く、さまざまな実験用途と研究用途に適用可能。

その他情報

メルクの生化学製品に関する追加情報については、このフォームに必要事項を入力してください。

実験動物の早期死亡を回避するための実験デザインにとってアゾキシメタンの正確な投与量を設定するために極めて重要です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H300,H315,H319,H350
• 注意書き: P202 - P210 - P233 - P301 + P310 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Oral - Carc. 1B - Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 3 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 75.2 °F
• 引火点(℃): 24 °C