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カルセイン AM

BioReagent, suitable for fluorescence, ≥90% (HPLC)

• 別名: カルセイン アセトキシメチル エステル, カルセイン O,O′-ジアセタートテトラキス(アセトキシメチル) エステル
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₆H₄₆N₂O₂₃
• CAS番号: 148504-34-1
• 分子量: 994.86
• MDL番号: MFCD05861516
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 57647670
• NACRES: NA.32

特性

• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• 蛍光検出: λ_ex 496 nm; λ_em 516 nm in 0.1 M Tris pH 8.0, esterase; Ca²⁺
• 適合性: suitable for fluorescence
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC(=O)OCOC(=O)CN(CC(=O)OCOC(C)=O)Cc1c(OC(C)=O)ccc2c1Oc3c(CN(CC(=O)OCOC(C)=O)CC(=O)OCOC(C)=O)c(OC(C)=O)ccc3C24OC(=O)c5ccccc45
• InChI: 1S/C46H46N2O23/c1-25(49)60-21-64-39(55)17-47(18-40(56)65-22-61-26(2)50)15-32-37(68-29(5)53)13-11-35-43(32)70-44-33(16-48(19-41(57)66-23-62-27(3)51)20-42(58)67-24-63-28(4)52)38(69-30(6)54)14-12-36(44)46(35)34-10-8-7-9-31(34)45(59)71-46/h7-14H,15-24H2,1-6H3
• InChI Key: XKFSBWQWNMZWFA-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

リポソームはカルセインと呼ばれる自己消光蛍光色素を含んでいます。励起／発光波長が495/515 nmの蛍光色素です。70 mMを超える濃度で自己消光し、一般に脂質小胞漏出の指標として使用されます。漏出速度は、取り込まれたカルセインがリポソーム区画から漏出する際の蛍光の増加に基づいて計算されます。EDTAを用いてカルシウムイオンを滴定するため、およびカルシウムの蛍光定量のための錯滴定指示薬として使用されます。

アプリケーション

カルセイン-AMはフローサイトメトリーに使用されています。

カルセインの非蛍光性細胞透過性誘導体は、加水分解時に蛍光性になります。多剤耐性たんぱく質、MRPの中性担体として使用。腫瘍研究に採用されます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)