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プロピオン酸

ACS reagent, ≥99.5%

• 別名: プロパニル酸, プロパン酸, 酸C₃
• 化学式: CH₃CH₂COOH
• CAS番号: 79-09-4
• 分子量: 74.08
• Beilstein: 506071
• EC Number: 201-176-3
• MDL番号: MFCD00002756
• UNSPSCコード: 12352100
• eCl@ss: 39021305
• PubChem Substance ID: 24865136
• NACRES: NA.21

特性

• グレード: ACS reagent
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 2.55 (vs air)
• 蒸気圧: 2.4 mmHg ( 20 °C)
• アッセイ: ≥99.5%
• 形状: liquid
• 自己発火温度: 955 °F
• expl. lim.: 12.1 %
• アナライトの化学物質クラス: amino acids
• 不純物: ≤0.002% Carbonyl compounds; ≤0.10% Readily oxidizable substances (as HCOOH); ≤0.15% water
• 蒸発残留物質: ≤0.01%
• 色: APHA: ≤20
• 屈折率: n20/D 1.386 (lit.)
• bp: 141 °C (lit.)
• mp: −24-−23 °C (lit.)
• 溶解性: H₂O: soluble
• 密度: 0.993 g/mL at 25 °C (lit.)
• 微量陽イオン: heavy metals (as Pb): ≤0.001%
• SMILES記法: CCC(O)=O
• InChI: 1S/C3H6O2/c1-2-3(4)5/h2H2,1H3,(H,4,5)
• InChI Key: XBDQKXXYIPTUBI-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

プロパン酸としても知られているプロピオン酸（PA）は短鎖の脂肪酸で主に食品添加物として用いられます。結腸中の未消化の食品が微生物叢により発酵することにより生成する主な代謝最終産物の1つです。Propionibacterium acidipropioniciを用いたグリセロールとグルコースの共発酵による製造法が報告されています。結晶構造解析によりPAの結晶は空間群P2₁/cの単斜晶系であることがわかっています。

プロピオン酸（PA）は天然由来のカルボン酸であり、純粋な状態では不快臭を放つ無色の腐食性液体です。水に混和します。工業的には触媒としてニッケルカルボニルの存在下、エチレンのヒドロカルボキシル化により生産されます。PAは食物摂取量を減らし、血漿および肝臓の脂肪酸含量を下げることがわかっており、組織のインスリン感受性を向上させ、免疫抑制作用を発揮させる可能性があります。プロピオン酸は安定、安価、安全なことから優れた原料であり、さらに食品添加物としても用いることができます。

アプリケーション

プロピオン酸はライムストーンのCO₂吸収能力が向上するよう改変するために用いられることがあります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS05,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226 - H314 - H335
• 注意書き: P210 - P233 - P240 - P280 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 3 - Skin Corr. 1B - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 129.2 °F - closed cup
• 引火点(℃): 54 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter