227056

N,N-ジメチルホルムアミド

anhydrous, 99.8%

• 別名: DMF, NSC 5356
• 化学式: HCON(CH₃)₂
• CAS番号: 68-12-2
• 分子量: 73.09
• Beilstein: 605365
• EC Number: 200-679-5
• MDL番号: MFCD00003284
• UNSPSCコード: 12352111
• PubChem Substance ID: 57647999
• NACRES: NA.21

特性

• グレード: anhydrous
• 品質水準: 300
• 蒸気密度: 2.5 (vs air)
• 蒸気圧: 2.7 mmHg ( 20 °C)
• アッセイ: 99.8%
• 形状: liquid
• 自己発火温度: 833 °F
• expl. lim.: 15.2 %
• 不純物: <0.005% water
• 蒸発残留物質: <0.0005%
• 屈折率: n20/D 1.430 (lit.)
• pH: 7 (20 °C, 200 g/L)
• bp: 153 °C (lit.)
• mp: −61 °C (lit.)
• 密度: 0.944 g/mL (lit.)
• SMILES記法: [H]C(=O)N(C)C
• InChI: 1S/C3H7NO/c1-4(2)3-5/h3H,1-2H3
• InChI Key: ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

N,N-ジメチルホルムアミド（DMF）は、化学反応において一般的に使用される溶媒です。DMFは、植物組織からのクロロフィルの単離において有用な溶媒です。有機合成において幅広く使用される試薬です。溶媒、脱水試薬、還元剤、および触媒など、様々な反応において複数の役割を担います。官能基としてO、-CO、-NMe₂、-CONMe₂、-Me、-CHOを含む化合物の合成のための、多目的構成要素です。

N,N-ジメチルホルムアミドは、有機合成において一般的に使用される極性溶媒です。また、ホルミル化、アミノ化、アミノカルボニル化、アミド化、およびシアノ化反応のための、多目的な前駆体としても機能します。

アプリケーション

N,N-ジメチルホルムアミド（無水）は、AN-152（化学療法剤）結合細胞毒性黄体形成ホルモン放出ホルモン（LH-RH）、およびフルオロフォアC625 [4-（N,N-ジフェニルアミノ）-4′-（6-O-ヘミグルタレート）ヘキシルスルフィニルスチルベン]の合成のための溶媒として使用されています。様々な有機還元反応のための溶媒として使用できます。

DMFは以下のプロセスにおける溶媒として使用されています：

• アジ化ナトリウムによるメシル酸の置換における、L-アジドホモアラニン（L-Aha）の多段階合成。
• 糖鎖の代謝標識のための検出試薬であるホスフィン-FLAG^®の合成。
• 過-O-アセチル化6-アジドフコース、過-O-アセチル化アジド糖の合成。

多くの疎水性有機化合物に用いられる溶媒です。

包装

通い容器のオプションをご覧ください。

法的情報

FLAG is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H312 + H332,H319,H360D
• 注意書き: P210 - P280 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 3 - Repr. 1B
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 135.5 °F - closed cup
• 引火点(℃): 57.5 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter