コンテンツへスキップ
Merck

PWOPOL-RO

Roche

Pwo DNA ポリメラーゼ

別名:

ポリメラーゼ、dna、pwo

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

Enzyme Commission number:
UNSPSCコード:
41106300

由来生物

microbial (Pyrococcus woesei)

品質水準

形状

liquid

使用法

sufficient for ≤200 reactions (11644955001)
sufficient for 200 reactions
sufficient for ≤40 reactions (11644947001)
sufficient for 40 reactions

比活性

≥5000 U/mL

分子量

90 kDa

特徴

High Fidelity PCR
dNTPs included: no
hotstart: no

包装

pkg of 100 U (11644947001)
pkg of 500 U (11644955001 [2 x 250 U])

メーカー/製品名

Roche

濃度

2.5 units/reaction

テクニック

PCR: suitable

colorless

入力

purified DNA

溶解性

water: soluble

適合性

suitable for enzyme test

UniProtアクセッション番号

アプリケーション

genomic analysis
life science and biopharma

その他の活性

Endonucleases with lambda-DNA 30 units, none detected
Nicking act using pBR322-DNA ≤30 units, none detected

保管温度

−20°C

詳細

Pwo DNAポリメラーゼは、処理能力が非常に高い熱安定性5′-3′DNAポリメラーゼであり、校正活性としても知られる3′–5′エキソヌクレアーゼ活性を有しています。この酵素には検出可能な5′–3′エキソヌクレアーゼ活性はありません。Pwo DNAポリメラーゼは、+100°Cでの半減期が2時間超という高い熱安定性を示します。これに比べてTaq DNAポリメラーゼは、この温度での半減期が5分未満です。Pwo DNAポリメラーゼで生成されたPCR産物は平滑末端化されているため、末端を前処理することなく平滑末端ライゲーションに直接使用できます。.
PCR時にPwo DNAポリメラーゼを使用すると、ランダム増幅エラーの発生が大幅に減少します。

アプリケーション

  • 校正活性により、熱安定性Pwo DNAポリメラーゼのエラー率は非常に低く、Taq DNAポリメラーゼと比較して18倍低くなっています。したがって、DNA合成で可能な限り最高の忠実度を必要とするアプリケーションに理想的です。高忠実度PCRに適用できます。
  • PCR産物のクローニング
  • まれな突然変異のキャラクタリゼーション
  • PCR

特徴および利点

  • 優れた精度(Taq DNAポリメラーゼの18倍の精度)
  • 高い熱安定性
  • Taq DNAポリメラーゼとほぼ同様の進行性
  • 修飾ヌクレオチドを許容します。

包装

1キットに4構成要素が含まれています

品質

Pwo DNAポリメラーゼの各ロットは次の項目についてアッセイされています。
  • 活性:本酵素は活性化DNAで試験されています。
  • 機能:本酵素は、テンプレートとしてλDNAとヒトゲノムDNAを使用して2通りのPCRで試験されています。
  • 校正能力:校正活性は、laq Iq忠実度アッセイ[Frey, B.およびSuppmann, B. (1995) Biochemica 2. 8-9]に準拠してアッセイされています。
  • ヌクレアーゼの非存在:本酵素は、検出可能なエンドヌクレアーゼ、エキソヌクレアーゼ、およびニッキング活性がないことを確実にするために、現行の品質管理手順に準拠してさまざまな基質で試験されています。

単位の定義

Pwo DNAポリメラーゼ1ユニットは、下記条件下において、+70°Cで30分以内に全部で10 nmolのデオキシヌクレオシド三リン酸を酸不溶性DNAに取り込むのを触媒する酵素量として定義されます。

ユニットアッセイ:活性化DNAのアッセイ用インキュベーションバッファー

20 mM トリス-HCl、pH 8.8(20°C)、50 mM KCl、2.5 mM MgCl2、10 mM 2-メルカプトエタノール、dATP、dCTP、dGTP、dTTPそれぞれ0.2 mM。


培養手順

12.5 mgの活性化仔牛胸腺DNAおよび0.1 mCi [α-32P]dCTPを、パラフィンオイルを重層したインキュベーションバッファー50 μl中で0.01~0.1 UのPwo DNAポリメラーゼとともに+70°Cで30分間インキュベートします。取り込まれたdNTPの量は、トリクロロ酢酸で沈殿させた後、シンチレーション計数により測定します。

体積活性:5 U/μl

調製ノート

Pwo DNAポリメラーゼは超好熱古細菌であるPyrococcus woeseiから最初に単離されました。
修飾ヌクレオチドは基質になります。
Pwo DNAポリメラーゼは、ジゴキシゲニン-dUTP、ビオチン-dUTP、フルオレセイン-dUTPなどの修飾ヌクレオチドを許容します。したがって、PCR中にこれらのヌクレオチドをDNAに追加できます。これらの非放射性標識製品は、多くのアプリケーションでハイブリダイゼーションプローブとして使用できます。
マグネシウム濃度
酵素に同梱されているマグネシウム含有反応バッファーを使用する場合、PCR中の最終的なMgCl2濃度は2.0 mMになります。その他のマグネシウム濃度(特定のテンプレートに適応するように反応を最適化する場合など)にするには、マグネシウムを含有しない反応バッファーを使用し、適切な量のマグネシウムストックを加えてください。

保管および安定性

一度開封した容器は入念に再密封し、
内容物が漏れないよう直立させて保管してください。

その他情報

生命科学研究専用です。診断的方法には使用できません。

法的情報

この製品の使用は、米国特許の請求項および対応する米国外の特許の請求項で保護されています。本製品の購入には、購入者自身の研究に購入量の製品を使用する場合に限り、前述の特許請求項に基づく訴訟からの限定的で譲渡不能な免責が含まれます。′他の特許請求項に基づく権利や特許された方法を実施する権利はなく、また報告料や他の商業的報酬を目的として購入者の活動の結果を報告することを制限なく含むいかなる商業活動についても実施する権利はないことを、明示的、暗示的または禁反言によりお伝えします。′この製品は研究にのみ使用されます。ロシュの特許請求項に基づいて診断に使用するには、ロシュから別個のライセンスを取得する必要があります。購入ライセンスに関する詳細は、Director of Licensing, Applied Biosystems, 850 Lincoln Centre Drive, Foster City, California 94404, USAに連絡して得ることができます。</ br>購入者への注意事項:限定ライセンス<br />この製品の使用は、米国特許第6,127,155号の請求項および対応する米国外の特許請求項で保護されます。 本製品の購入には、購入者自身の研究に購入量の製品を使用する場合に限り、前述の特許請求項に基づく訴訟からの限定的で譲渡不能な免責が含まれます。′ 他の特許請求項に基づく権利はなく、また報告料や他の商業的報酬を目的として購入者の活動の結果を報告することを制限なく含むいかなる商業活動についても実施する権利はないことを、明示的、暗示的または禁反言によりお伝えします。′ この製品は研究にのみ使用されます。ロシュの特許請求の下でヒトおよび動物の診断に使用するには、ロシュから別個のライセンスを取得する必要があります。 ロシュの特許請求の下での社内研究ならびにヒトおよび動物の診断以外のすべての使用には、サーモフィッシャーサイエンティフィックから別個のライセンスを取得する必要があります。ロシュからのライセンス購入に関する詳細情報については、Roche Molecular Systems, Inc.のLicensing Department(4300 Hacienda Drive, Pleasanton, California 94588, USA)または Roche Diagnostics GmbH( Sandhofer Strasse 116, 68305 Mannheim, Germany)にお問い合わせください。 サーモフィッシャーサイエンティフィックからのライセンス購入に関する詳細情報については、 Thermo Fisher ScientificのLicensing Department(5791 Van Allen Way, Carlsbad, California 92008, USA)にお問い合わせください。

キットの構成要素のみ

製品番号
詳細

  • Enzyme is supplied in storage and dilution buffer

  • PCR buffer, with 20 mM MgSO4 10x concentrated

  • PCR buffer, without MgSO4 10x concentrated

  • MgSO4 stock solution

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Aquatic Chronic 3

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

Mike McPherson and Simon M?ller
PCR null
Jennifer Hirst et al.
Bio-protocol, 5(11) (2015-07-15)
The real time visualisation of fluorescently tagged proteins in live cells using ever more sophisticated microscopes has greatly increased our understanding of the dynamics of key proteins during fundamental physiological processes such as cell locomotion, chemotaxis, cell division and membrane

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)