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由来生物
bacterial
品質水準
無菌性
non-sterile
形状
lyophilized
比活性
≥0.8 units/mg protein (37 °C, casein as substrate, pH 7.5)
包装
pkg of 5 × 1 g
メーカー/製品名
Roche
最適pH
6.0-8.5
アプリケーション
sample preparation
関連するカテゴリー
詳細
ディスパーゼは、真皮から表皮を無傷に分離する、中性で即効性の穏やかなプロテアーゼです。さらに、培養された上皮細胞を基層から無傷に分離します。これは、基底膜帯を開裂させ、上皮細胞を無傷のまま残します。
特異性
ディスパーゼは、非特異的なメタロプロテアーゼです。
アプリケーション
ディスパーゼ®は、広範囲の異なる組織および器官由来の細胞の調製に使用されます。本酵素は、細胞培養(初代細胞培養)用に単一細胞を放出させるために、またはすでに培養中の細胞を回収して新しい基質に移す(二次培養)ために組織の細胞外マトリックスを破壊することを目的とした迅速かつ効果的でありながら穏やかな薬剤であることが証明されています。さらに、懸濁液中で培養された細胞の望まない凝集を防止するために使用されます。
特徴および利点
- 迅速で効果的、そして穏やかな、細胞の損傷を最低限に抑えた細胞遊離試薬です
- 細胞膜のインテグリティを維持します
- 非哺乳類由来 - マイコプラズマや動物ウイルスのコンタミネーションがありません
- 温度やpHの影響に対して極めて安定であり、血清成分による干渉を受けません
- キレート剤や希釈により、簡単に不活化できます
- より高い活性と簡便性を提供します
単位の定義
1単位は、アッセイ条件下(pH 7.5、+37℃)で1分間に1 μmol(181 μg)のチロシンに相応するフォリン陽性アミノ酸およびペプチドを遊離させる酵素活性です。
ディスパーゼ®IIのRoche単位と日本の文献に引用されている単位との実際的な比較(1,000~2,000単位/mLのディスパーゼ®濃度は珍しいことではない)によると、ディスパーゼのRoche 1単位は日本の約600単位と等しいことが示唆されています。
Roche Applied Scienceのディスパーゼ®の1単位は、アミノ酸の放出として測定される181プロテアーゼ単位(PU)に等しく、これは+37℃、pH 7.5で1分・mLあたりの1 μgのチロシンに相当します。
ディスパーゼ®IIのRoche単位と日本の文献に引用されている単位との実際的な比較(1,000~2,000単位/mLのディスパーゼ®濃度は珍しいことではない)によると、ディスパーゼのRoche 1単位は日本の約600単位と等しいことが示唆されています。
Roche Applied Scienceのディスパーゼ®の1単位は、アミノ酸の放出として測定される181プロテアーゼ単位(PU)に等しく、これは+37℃、pH 7.5で1分・mLあたりの1 μgのチロシンに相当します。
調製ノート
活性化剤:Ca2+の至適濃度は、2 mMです。酵素製剤には、活性が至適になるように十分なCa2+が含有されています。
阻害剤:EDTA、EGTA、Hg2+、その他の重金属。ディスパーゼは、血清により阻害されません。
ワーキング濃度:0.6~2.4 U/mL
ワーキング溶液:保存溶液とワーキング溶液の調製:
10 mg/mLの保存溶液を調製するには、凍結乾燥したディスパーゼ®II酵素をHEPES緩衝生理食塩水(50 mM HEPES/KOH pH 7.4、150 mM NaCl)に溶解します。ワーキング溶液を調製するには、上記の保存溶液を単離細胞用の培地で希釈し、最終濃度を0.6~2.4 U/mLとします。2.4 U/mL超の濃度は推奨されないことにご注意ください。最良の結果を得るために、0.22 μmフィルターメンブレンを使用してワーキング溶液をろ過します。
保存条件(ワーキング溶液):-15~-25℃
復元調製された保存溶液は、2~8℃で2週間安定です。最大2ヵ月間まで保存するためには、保存溶液はアリコートにして凍結する必要があります。凍結融解を繰り返さないでください!PBSで希釈したワーキング溶液は、2~8℃で3日間安定です。
阻害剤:EDTA、EGTA、Hg2+、その他の重金属。ディスパーゼは、血清により阻害されません。
ワーキング濃度:0.6~2.4 U/mL
ワーキング溶液:保存溶液とワーキング溶液の調製:
10 mg/mLの保存溶液を調製するには、凍結乾燥したディスパーゼ®II酵素をHEPES緩衝生理食塩水(50 mM HEPES/KOH pH 7.4、150 mM NaCl)に溶解します。ワーキング溶液を調製するには、上記の保存溶液を単離細胞用の培地で希釈し、最終濃度を0.6~2.4 U/mLとします。2.4 U/mL超の濃度は推奨されないことにご注意ください。最良の結果を得るために、0.22 μmフィルターメンブレンを使用してワーキング溶液をろ過します。
保存条件(ワーキング溶液):-15~-25℃
復元調製された保存溶液は、2~8℃で2週間安定です。最大2ヵ月間まで保存するためには、保存溶液はアリコートにして凍結する必要があります。凍結融解を繰り返さないでください!PBSで希釈したワーキング溶液は、2~8℃で3日間安定です。
保管および安定性
2〜8℃で保存します。(乾いた状態で保存してください!)
その他情報
ライフサイエンス研究専用です。診断的処置に使用しないでください。
法的情報
Dispase is a registered trademark of Godo Shusei Co., Ltd.
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
ターゲットの組織
Respiratory system
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
does not flash
引火点(℃)
does not flash
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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