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由来生物
goat
品質水準
抗体製品の状態
serum
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
polyclonal
化学種の反応性
mouse
化学種の反応性(ホモロジーによる予測)
rat (based on 100% sequence homology)
テクニック
immunofluorescence: suitable
immunohistochemistry: suitable
western blot: suitable
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
ambient
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
遺伝子情報
mouse ... Scgb1A1(22287)
rat ... Scgb1A1(25575)
詳細
ウテログロビン(UniProt:P17559、別名クララ細胞リン脂質結合タンパク質、CCPBP、クララ細胞10 kDa分泌タンパク質、CC10、PCB結合タンパク質、セクレトグロビンファミリー1Aメンバー1、ブラストキニン)は、ラットScgb1a1(別名:Cc10、Ugb、Utg)遺伝子(Gene ID:25575)によってコードされています。ウテログロビンは、セクレトグロビンスーパーファミリーの一員で、多機能タンパク質として機能し、疎水性低分子と結合することによって抗炎症作用や抗腫瘍効果を発揮します。ウテログロビンは19個のアミノ酸からなるシグナルペプチドとともに合成され、2つの同一ポリペプチドがジスルフィド結合した二量体からなり、各ポリペプチドは4つのヘリックスで構成されています。ウテロ(子宮)グロビンの名前の由来は、着床前胚で高度に発現し、成長促進作用を示すためです。肺気道の上皮表面で顕著な非毛様、非粘液性のクララ細胞によって産生され、分泌されます。炎症性メディエーターや発がん物質を隔離する役割を担い、細胞の遊走や浸潤の抑制に関与しています。可溶性ホスホリパーゼA2活性を阻害し、プロゲステロン、リン脂質、プロスタグランジン、レチノールなどの疎水性リガンドと結合し、おそらく隔離します。肺の異なる領域に存在するウテログロビン陽性(Scgb1a1+)細胞は、生体内での前駆細胞として、役割がそれぞれです。例えば気管支では、これらの細胞は出生後の成長と成体のホメオスタシスにおいて、自己複製と繊毛細胞の生成の両方を担うことができます。一方気管では、大部分のウテログロビン陽性細胞は、出生後の成長および定常状態において一時的な増幅集団を構成し、また、損傷に反応して、自己複製能と多系統分化能が増大します。(参考文献:Mukherjee, AB et al. (2007).Endocrine Rev. 28(7): 707-725)。
特異性
このポリクローナル抗体は、マウスおよびラット組織でウテログロビンを検出します。
免疫原
Hisタグ付き完全長リコンビナントラットウテログロビン
エピトープ:不明
アプリケーション
このヤギポリクローナル抗ウテログロビン抗体(カタログ番号:ABS1673)を用いたウテログロビンの検出において、免疫蛍光、免疫組織染色、ウェスタンブロッティングでテストされています。
免疫蛍光染色:脱分化細胞(Tata, P.R., et. al. (2013). Nature. 503(7475):218-23)およびマウスE18.5肺組織(Hashimoto, S., et. al. (2012). J Cell Sci. 125(Pt 4):932-42)でウテログロビンが検出されました。
免疫蛍光:希釈倍率1:1,000で使用、マウス肺組織でウテログロビンを検出できます。(Dr.Barry Stripp at Cedars-Sinai Medical Center, Los Angeles, CA、厚意による提供)
免疫組織染色:マウス成体肺胞でウテログロビンが検出されました(Rawlins, E.L., et. al. (2009).Cell Stem Cell. 4(6):525-34)。
免疫蛍光:希釈倍率1:1,000で使用、マウス肺組織でウテログロビンを検出できます。(Dr.Barry Stripp at Cedars-Sinai Medical Center, Los Angeles, CA、厚意による提供)
免疫組織染色:マウス成体肺胞でウテログロビンが検出されました(Rawlins, E.L., et. al. (2009).Cell Stem Cell. 4(6):525-34)。
研究カテゴリー
シグナル伝達
シグナル伝達
品質
マウス肺組織ライセートでウェスタンブロッティングにより評価。
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:500で使用、10 µgのマウス脳組織ライセートでPORCNを検出できます。
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:500で使用、10 µgのマウス脳組織ライセートでPORCNを検出できます。
ターゲットの説明
実測値:約10 kDa、算出値:10.45 kDa一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。
物理的形状
ヤギポリクローナル抗血清、0.05%アジ化ナトリウム含有
未精製
保管および安定性
-20°Cで受領日から1年間安定です。取り扱いの推奨事項:受領時は、キャップを開ける前に、バイアルを遠心し、溶液を穏やかに混合してください。微小遠心管に分注してから、-20°Cで保存してください。凍結融解を繰り返さないでください。IgGに損傷を与える、または製品性能に影響を及ぼすおそれがあります。
その他情報
濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 1
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
ABS1673:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Frontiers in immunology, 13, 1055811-1055811 (2022-12-03)
Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) causing coronavirus disease 2019 (COVID-19) has been a global health concern since 2019. The viral spike protein infects the host by binding to angiotensin-converting enzyme 2 (ACE2) expressed on the cell surface, which
American journal of physiology. Lung cellular and molecular physiology, 322(3), L462-L478 (2022-01-13)
There is an urgent need to understand how SARS-CoV-2 infects the airway epithelium and in a subset of individuals leads to severe illness or death. Induced pluripotent stem cells (iPSCs) provide a near limitless supply of human cells that can
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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