コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(5)

Key Documents

ABN99

Sigma-Aldrich

抗リン酸化NR1(Ser897)抗体

from rabbit, purified by affinity chromatography

別名:

glutamate receptor, ionotropic, N-methyl D-aspartate 1, N-methyl-D-aspartate receptor subunit NR1, glutamate [NMDA] receptor subunit zeta 1, N-methyl-D-aspartate receptor channel, subunit zeta-1, glutamate [NMDA] receptor subunit zeta-1

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

affinity isolated antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

精製方法

affinity chromatography

化学種の反応性

rat

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

mouse (based on 100% sequence homology), human (based on 100% sequence homology)

テクニック

immunohistochemistry: suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
western blot: suitable

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

phosphorylation (pSer897)

遺伝子情報

human ... GRIN1(2902)
mouse ... Grin1(14810)
rat ... Grin1(24408)

詳細

NR1(NMDA1またはNMDAR1、別名:GRIN1)は、NR2サブユニットとともに、NMDA受容体を構成するヘテロ二量体を形成します。このNMDA受容体(NMDAR)は、グルタミン酸のイオンチャネル型受容体として特徴づけられています。その名前が示唆するように、NMDA(N-メチルD-アスパラギン酸)は受容体のアゴニストです。NMDA受容体の特徴は、マグネシウムに対する感受性に基づいて、リガンド作動性かつ電位依存性であることです。活性化NMDA受容体は、カチオンに対して非選択的なイオンチャネルを開口させます。その結果、Na+と少量のCa2+イオンが細胞内に流入し、K+が細胞外に流出します。NMDARによるカルシウム流入は、学習と記憶のための細胞内機構であるシナプス可塑性に関与しています。

特異性

この抗体は、Ser897でリン酸化されたNR1を認識します。

免疫原

Ser897でリン酸化されたラットNR1に対応するKLH結合直鎖ペプチド。
エピトープ:リン酸化Ser897

アプリケーション

この抗リン酸化NR1(Ser897)抗体は、WB、IP、IHにおける使用について検証済みであり、リン酸化NR1(Ser897)を検出できます。
免疫組織染色: 希釈倍率1:50で使用、正常ラット海馬中のNR1を検出できます。
免疫沈降:10 µgを使用、ラット脳ミクロソームRIPAライセート由来のNR1を免疫沈降できます。
ウェスタンブロッティング:2 µg/mLで使用、λホスファターゼ未処理および処理ラット脳ミクロソーム組織ライセート中のNR1を検出できます。
研究のカテゴリ
神経科学
研究のサブカテゴリ
シグナル伝達神経科学

品質

ラット脳ミクロソーム組織ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。
ウェスタンブロッティング:1 µg/mLで使用、ラット脳ミクロソーム組織ライセート10 µg中のNR1を検出できます。

ターゲットの説明

約120 kDa

関連事項

先発品:06-641

物理的形状

アフィニティー精製
精製ウサギポリクローナル抗体、150 mM塩化ナトリウムと0.05%アジ化ナトリウムを含有する0.1 Mトリス-グリシン緩衝液(pH7.4)に溶解。

保管および安定性

2~8℃で受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

対照
ラット脳ミクロソーム組織ライセート

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

適切な製品が見つかりませんか。  

製品選択ツール.をお試しください

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Wenjuan Ru et al.
Journal of neuroimmune pharmacology : the official journal of the Society on NeuroImmune Pharmacology, 11(1), 182-191 (2015-11-20)
HIV-1 envelope glycoprotein gp120 (gp120) is a major virulence protein implicated in the pathogenesis of HIV-associated neurocognitive disorders (HAND). Although gp120 has been suggested to cause synaptic and neuronal injuries by disrupting NMDA receptor (NMDAR) function, the underlying mechanism is
Regular physical activity prevents development of chronic pain and activation of central neurons.
Sluka, KA; O'Donnell, JM; Danielson, J; Rasmussen, LA
Journal of Applied Physiology (1985)
Lucas V Lima et al.
Pain, 158(9), 1697-1710 (2017-06-18)
Regular physical activity prevents the development of chronic muscle pain through the modulation of central mechanisms that involve rostral ventromedial medulla (RVM). We tested if pharmacological blockade or genetic deletion of mu-opioid receptors in physically active mice modulates excitatory and
Jinseok Yeo et al.
Journal of pain research, 11, 3025-3030 (2018-12-21)
Complex regional pain syndrome type 1 (CRPS I) is an intractable neuropathic pain syndrome. Chronic post-ischemia pain (CPIP) model is an animal model of CRPS I which is produced by ischemia-reperfusion (IR) injury of the hind limb. Dexmedetomidine (DEX) is
Exercise-induced pain requires NMDA receptor activation in the medullary raphe nuclei.
Sluka, KA; Danielson, J; Rasmussen, L; DaSilva, LF
Med Sci Sports Exerc. null

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)