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Merck
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安全性情報

07-352

Sigma-Aldrich

抗アセチル-ヒストンH3(Lys9)抗体

serum, Upstate®

別名:

H3K9Ac, Histone H3 (acetyl K9), H3 histone family, member T, histone 3, H3, histone cluster 3, H3

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

serum

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

化学種の反応性

human, Saccharomyces cerevisiae, yeast, vertebrates

メーカー/製品名

Upstate®

テクニック

ChIP: suitable (ChIP-seq)
multiplexing: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

ターゲットの翻訳後修飾

acetylation (Lys9)

遺伝子情報

human ... H3C1(8350)

詳細

ヒストンH3は、真核細胞のクロマチン構造に関与する5種類の主要なヒストンタンパク質の1つです。H3は、中心的な球状ドメインと長いN末端尾部を特徴とし、「ひも構造に付着したビーズ状」のヌクレオソーム構造に関与しています。ヒストンH3のN末端尾部は、球状ヌクレオソームの中心から突出し、細胞プロセスに影響を及ぼす複数種のエピジェネティック修飾を受けます。これらの修飾としては、リジンおよびアルギニンアミノ酸へのメチル基またはアセチル基の共有結合付加、ならびにセリンまたはトレオニンのリン酸化などがあります。

特異性

アセチル-ヒストンH3(Lys9)、Mr 17 kDaを認識します。未知のタンパク質がMr 23 kDで追加検出されています。
幅広い動物種交差反応性が予測されます。

免疫原

エピトープ:a.a.4-14
リジン9でアセチル化した酵母ヒストンH3のアミノ酸4-14に相当するオボアルブミン結合、合成ペプチド(KQTARAcKSTGGK-C)で、結合のためにC末端システインを添加。

アプリケーション

クロマチン免疫沈降(ChIP):
この抗体は、野生型酵母からクロマチンを選択的に免疫沈降できますが、残基9でリジンがアラニンに置換されている酵母菌株からは免疫沈降できないことが、独立した研究所において示されています。

Beadlyteヒストン-ペプチド特異性アッセイ:
希釈倍率1:1000~1:5000の本抗体は、さまざまな修飾を受けてLuminexミクロスフェアと結合したヒストンH3ペプチドにより培養されています。アセチル-リジン14またはアセチル-リジン27を含むペプチドとの交差反応は観察されませんでした。
抗アセチル-ヒストンH3(Lys9)抗体は、H3K9Ac、ヒストンH3(アセチルK9)としても知られるアセチル-ヒストンH3(Lys9)を検出するためのウサギポリクローナル抗体であり、ChIP、WB、Mplexで公表およびバリデーションされています。
研究カテゴリー
エピジェネティックスおよび核機能
研究サブカテゴリー
ヒストン

品質

通常は、酪酸ナトリウムで処理したHeLa細胞由来の酸抽出物でウェスタンブロッティングにより評価。

ウェスタンブロッティング:
希釈倍率1:5000~1:10,000で使用、酪酸ナトリウムで処理したHeLa細胞(カタログ番号17-305)由来の酸抽出物でアセチル-ヒストンH3(Lys9)を検出できます。

ターゲットの説明

17 kDa

関連事項

置換品:04-1003

物理的形状

0.35%アジ化ナトリウムと30%グリセロールを含む抗血清。
未精製

保管および安定性

-20°Cで受領日から1年間安定です。製品の回復を最大化させるため、キャップを外す前のバイアルを遠心分離してください。

アナリシスノート

コントロール
TSAで処理したHeLaおよびNIH/3T3細胞、骨肉腫組織。

その他情報

濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

法的情報

UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

07-352:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Genome-wide profiling of histone H3 lysine 9 acetylation and dimethylation in Arabidopsis reveals correlation between multiple histone marks and gene expression.
Zhou J, Wang X, He K, Charron JB, Elling AA, Deng XW
Plant Molecular Biology null
Genome-wide analysis of abnormal H3K9 acetylation in cloned mice.
Suzuki, T; Kondo, S; Wakayama, T; Cizdziel, PE; Hayashizaki, Y
Testing null
Transcription-dependent silencing of inducible convergent transgenes in transgenic mice.
Calero-Nieto, FJ; Bert, AG; Cockerill, PN
Epigenetics & Chromatin null
Histone deacetylase inhibitors modify pancreatic cell fate determination and amplify endocrine progenitors.
Haumaitre, Cecile, et al.
Molecular and cellular biology, 28, 6373-6383 (2008)
Polycomb recruitment to DNA in vivo by the YY1 REPO domain.
Wilkinson, FH; Park, K; Atchison, ML
Proceedings of the National Academy of Sciences of the USA null

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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