07-131

抗Sirt1（Sir2）抗体

Upstate^®, from rabbit

• 別名: SIR2-like protein 2, silencing information regulator 2-like, silent information regulator 2, sir2-related protein type 2, sirtuin (silent mating type information regulation 2 homolog) 2 (S. cerevisiae), sirtuin (silent mating type information regulation
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: affinity purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 精製方法: affinity chromatography
• 交差性: human, mouse
• メーカー／製品名: Upstate^®
• テクニック: ChIP: suitable; immunocytochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG
• NCBIアクセッション番号: NM_019812
• UniProtアクセッション番号: Q923E4
• 輸送温度: dry ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... SIRT1(23411) ; mouse ... Sirt1(93759)

詳細

詳細

サーチュインは、酵母遺伝子Sir2（silent mating type information regulation 2）にちなんで命名された、密接に関連した酵素のファミリーです。サーチュインファミリーのメンバーは、検討したほぼすべての生物に認められています。サーチュインは、ストレス（熱や飢餓など）に対する生体の応答において重要な役割を果たし、カロリー制限の寿命延長効果の原因であるという仮説が立てられています。サーチュインは、NAD+の存在下でタンパク質からアセチル基を除去することで機能するため、「NAD+依存性脱アセチル化酵素」に分類されます。サーチュインは、加齢、転写、アポトーシス、およびストレス耐性の調節に関与しています。Sirt1（別名サーチュイン1、Sir2L1、Sir2a）は、酵母Sir2の哺乳類ホモログであり、p53タンパク質を脱アセチル化して非活性化し、細胞プロセスを制御していることが示されています。

特異性

この抗体は、Sirt1を認識します。

免疫原

エピトープ: a.a.1-131

マウスSir2αのアミノ酸1-131に相当するGSTタグ付き融合タンパク質。

アプリケーション

Sirt1（Sir2)、 別名Silencing information regulator 2-like、サーチュイン2の検出における抗Sirt1（Sir2）抗体（ウサギポリクローナル抗体)の使用は文献発表されており（30を超える引用）、ICC、IP、WBにおいて検証されています。

免疫沈降：
5 µLのこの抗体の前回のロットは、1 mgの3T3/A31 RIPA細胞抽出物からSirt1を免疫沈降させることが示されています。

免疫細胞染色：
この抗体は、パラホルムアルデヒドで固定した3T3細胞のSirt1を検出することが報告されています。

クロマチン免疫沈降：
Tiberi et al., (2012)が発表

研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子

研究サブカテゴリー
ヒストン

品質

3T3核抽出物のウェスタンブロットで常に評価されています。

ウェスタンブロッティング：
希釈倍率1:1,000-1:5,000で使用、3T3核抽出物中のSirt1を検出できます。

ターゲットの説明

110 kDa。一部のライセートに特性評価されていないバンド、70および50が認められる場合があります。

関連事項

代替品：05-707

物理的形状

0.1M Tris-グリシン、0.15M NaCl、0.05%アジ化ナトリウム、30%グリセロールを含むバッファー中の精製ウサギIgG

免疫アフィニティクロマトグラフィー

保管および安定性

-20°Cで出荷日から1年間。
取り扱いの推奨事項：受領時は、キャップを開ける前に、バイアルを遠心し、溶液を穏やかに混合してください。マイクロ遠心チューブに分注し、-20°Cで保存してください。
凍結融解を繰り返さないでください。IgGが損傷され、製品性能に影響を与える可能性があります
注：冷凍庫の温度が -20°Cより低い温度に変動すると、グリセロール含有溶液が保存中に凍結する可能性があります。

アナリシスノート

コントロール
Jurkat細胞ライセート、ヒト結腸癌、またはヒト肺扁平上皮癌。

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

法的情報

UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1