86870

テトラブチルアンモニウムクロリド

≥97.0% (NT)

• 別名: N,N,N-tributyl-butanaminium chloride
• 化学式: [CH₃(CH₂)₃]₄NCl
• CAS番号: 1112-67-0
• 分子量: 277.92
• Beilstein: 3571227
• EC Number: 214-195-7
• MDL番号: MFCD00011635
• UNSPSCコード: 12352107
• PubChem Substance ID: 57653205
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥97.0% (NT)
• フォーム: crystals
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Catalysis; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• sustainability: Greener Alternative Product
• 不純物: ≤1% water
• 溶解性: H₂O: 20 mg/mL, clear, colorless
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: , Aligned
• SMILES記法: [Cl-].CCCC[N+](CCCC)(CCCC)CCCC
• InChI: 1S/C16H36N.ClH/c1-5-9-13-17(14-10-6-2,15-11-7-3)16-12-8-4;/h5-16H2,1-4H3;1H/q+1;/p-1
• InChI Key: NHGXDBSUJJNIRV-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

テトラブチルアンモニウムクロリドは、有機合成での相間移動触媒や塩素イオン源としてよく用いられる第四級アンモニウム塩です。

メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品（グリーン代替品）をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この製品は、触媒効率を向上させた製品です。詳細はこちらでご覧ください。

アプリケーション

テトラブチルアンモニウムクロリド（TBACl）は、以下の合成における相間移動触媒として使用できます：

• アルデヒド、マロノニトリル、およびα／β-ナフトールの縮合反応による2-アミノ-4H-クロメン誘導体の合成
• K₂CO₃存在下でのカルボン酸と炭酸ジメチルのエステル化反応によるメチルエステルの合成

o-イソシアノジアリルアミンのカスケードラジカル添加／環化により11-トリフルオロメチル化ジベンゾジアゼピンを合成するための開始剤としても使用されています。

TBAClは、より環境に配慮したデオキシ塩素化のために、五酸化リンとともに使用することもできます。

ハロゲン化ヘテロアリール化合物を生産するためのプロセス

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 235.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): 113 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves