232017

テトラクロロ-1,4-ベンゾキノン

99%

• 別名: 2,3,5,6,-テトラクロロ-1,4-ベンゾキノン, p-クロラニル, クロラニル
• 化学式: C₆Cl₄(=O)₂
• CAS番号: 118-75-2
• 分子量: 245.88
• Beilstein: 393006
• EC Number: 204-274-4
• MDL番号: MFCD00001594
• UNSPSCコード: 12162002
• PubChem Substance ID: 24853870
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 99%
• 形状: solid
• mp: 289 °C (dec.) (lit.)
• SMILES記法: ClC1=C(Cl)C(=O)C(Cl)=C(Cl)C1=O
• InChI: 1S/C6Cl4O2/c7-1-2(8)6(12)4(10)3(9)5(1)11
• InChI Key: UGNWTBMOAKPKBL-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ACHE(43) , BCHE(590) , CES1(1066)

詳細

詳細

テトラクロロ-1,4-ベンゾキノン（TCBQ）は、4つの塩化物基を有するキノン化合物です。キノン基（ベンゾキノン）の触媒活性は、電気陰性度の高い塩化物基により制御することができます。

アプリケーション

TCBQは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド（NADH）を酸化するためのグラファイト電極上に、多層カーボンナノチューブ（MWCNT）を有するナノコンポジットを形成することができます。また、本化合物は疑似容量を提供することができ、スーパーキャパシターの開発のための電極材料として使用することもできます。本化合物は、有機カソードとして使用しリチウムイオン電池を製造するためのレドックスメディエーターとして機能することができます。

スチルベン誘導体およびα,β-不飽和カルボニル化合物と光誘起付加環化反応します。蛍光消光剤。

酸化的環化によるジベンゾフラン類の合成。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H315,H317,H318,H410
• 注意書き: P261 - P264 - P273 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1 - Eye Dam. 1 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves