高感度1分子カウント(SMC®)テクノロジー
フェムトグラム(fg/mL)レベルのバイオマーカー定量を実現
動画:SMC® テクノロジーの概要 (3:27)
1 分子カウント(SMC® ; Single Molecule Counting)技術は、イムノアッセイの検出感度を大きく向上させた、高感度ELISA とも呼べる技術です。従来のイムノアッセイでは到達できなかった、フェムトグラム(fg/mL)レベルでのバイオマーカー定量を実現します。
病態サンプルから健常サンプルまで、幅広いレンジでのバイオマーカー研究が可能になります。

ELISA をベースにした独自のイムノアッセイフロー
1~3はELISAのスタンダードなステップ、4~5はSMC®独自のステップ
2. 抗体が結合した磁気ビーズを用いて、サンプル中のマーカーを補捉
3. 蛍光色素を結合させたもう1種類の抗体を用いてバイオマーカーをサンドイッチ
4. 抗体-バイオマーカーの結合を化学反応で解離
5. レーザーにより検出抗体に結合した蛍光色素を1分子ずつカウント
高感度アッセイの有用性と広がるアプリケーションの可能性
SMCxPRO® は、高品質のイムノアッセイフォーマットと、単一分子を検出するSMC® 技術を組み合わせています。
このことにより、検量線のバックグラウンドの減少およびシグナルの増加が可能になり、広いダイナミックレンジを有する高精度イムノアッセイの開発が可能になります。その結果、Figure. 1 の赤色のグラフのように、従来法では傾きが小さくなってしまい、検出が難しかった濃度域においても高精度で定量ができます。検出下限値を下げて、より低濃度の検体サンプルも定量できることで、従来のイムノアッセイでは検出できなかった、例えば健常サンプルからリスク群サンプルの判別、微少なバイオマーカーのモニタリングなどが可能になります(Figure. 2)。

Figure.1

Figure.2
より詳細な1分子カウント(SMC®)技術については高感度イムノアッセイ技術の概要をご覧ください。
SMCxPRO® システム
特長
・フェムトグラム(fg/mL)レベルのバイオマーカー定量を実現
・アッセイ開発キットを用いて新規アッセイ系を構築可能
・ベンチトップタイプで省スペースなコンパクト設計
より詳細なSMCxPRO®システムについては高感度バイオマーカー検出のためのSMCxPRO®イムノアッセイプラットフォームをご覧ください。
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