マイコプラズマPCR ELISAプロトコル

製品番号：11663925910

プロトコルについての備考

溶解したマイコプラズマの測定

死滅・溶解したマイコプラズマのDNAは分解してしまっているため、DNAが無傷の生きたマイコプラズマのみが検出される可能性が高いです。

マイコプラズマPCR ELISAの中断

マイコプラズマPCR ELISA法は、以下の手順で中断できます：

PCR反応後、PCR産物を含む反応チューブは、4℃で一晩、または－20℃で数週間保存できます。

PCR産物とキャプチャーオリゴのハイブリダイゼーション後、反応チューブを4℃で保存できます。

マイコプラズマPCR ELISA法によるコントロールの読み取り範囲

405 nmでは、以下の読み取り範囲が推奨されています：

ポジティブコントロール：1.2 OD以上
ポジティブコントロールの値が1.2 OD未満の場合、実験を繰り返します。  

ネガティブコントロール：0～0.25 OD
ネガティブコントロールの値が0.25 ODを上回る場合、実験を繰り返します。

マイコプラズマ：種の識別

マイコプラズマPCR ELISAキットでは一般的なPCRプライマーが使用されているため、マイコプラズマの種を識別することはできません。最も一般的なマイコプラズマ属の4種を区別するには、Rocheのマイコプラズマ検出キット（11296744001）を使用します。