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Merck

ケミカルバイオロジーツール

研究室でケミカルバイオロジーツールを使用する研究者

お客様が化学と生物学を結ぶケミカルバイオロジー研究に集中できるよう、さまざまな工夫を凝らして製品をお届けします。業界をリードする私たちのの優れたソリューションを活用して研究を前進させ、サイエンスコミュニティを成長分野へと導きましょう。

注目の製品をご覧ください。




近接依存性標識キット

近接依存性標識キットは、標的タンパク質(POI)に固有の既知の抗体や低分子化合物が存在する間だけ、タンパク質に対して高感度近接依存性標識法を実施するための容易で一体化された方法です。これらのタンパク質標識キットを用いると、POIを4 nm以内の精密さでマイクロマッピングできます。近接依存性標識キットには以下の特徴があります。

  • アミン基または酸性基により、低分子化合物をアミド結合として容易に導入
  • 短い標識半径
  • 無害の活性化手法(可視光)
  • 触媒シグナル増幅

DNAコード化ライブラリー(DEL

DNAコード化フラグメントライブラリー

メルクが提携するDyNAbind社のフラグメントDELは、1本のチューブにスクリーニング用ライブラリーがすべて含まれ、創薬プロセスの時間とコストを削減し、効率を高めます。DyNAbind社のDELに手が届きやすくなりました。

  • 定番品として手頃な価格でDELを提供します
  • DELによる画期的なスクリーニングに適したダイナミックフラグメントライブラリー
  • すべてのフラグメント化合物に対する高度な品質管理によって、データの信頼性とヒット化合物の妥当性を最大限に高めます
  • ライブラリーのデザインにRule of Threeを適用することで、化合物は良好なリガンド効率と最適化の余地が十分にある望ましいフラグメントスペースに存在することになります
  • 業務を委託する前に、社内でDELによる初期スクリーニングを実施し、バリデートできます
  • 多くのdruggableなターゲットに結合する多様性の高いライブラリー

1,000万化合物のDNAコード化ライブラリー(DEL)

メルクが提携するDyNAbind社のこのDNAコード化ライブラリーには、それぞれがDNAバーコードでタグ付けされた1,000万の低分子化合物のライブラリーが含まれています。このDELには以下の特徴があります。

  • 1,000万の化合物を含む手頃な価格の市販DEL
  • 単独のマイクロ遠心チューブに適合
  • キットを使用する際に最先端のロボット技術は不要
  • 結合、洗浄、PCRおよび次世代シーケンシングによる迅速なアッセイ
  • ウェブサイトポータルで無料解析が可能
  • 追加料金なしで、50~最大60ヒットで構造を解明
  • ラベルライセンスにより、追加料金なしで研究および開発/製造にヒットの使用が可能

ケミカルプローブ・ツール

プローブ合成用ビルディングブロック:独自のプローブを設計

私たちの官能基、骨格、リンカー、タグを活用することで、以下の用途に適した官能性を持つプローブを設計できます。

  • ターゲットエンゲージメント
  • 同位体の濃縮
  • 蛍光
  • 生体直交型反応

ターゲットベースのプローブ:選択的かつ特徴的

生物学的プロセスや、タンパク質の活性と局在化、細胞のシグナル伝達ネットワークについて洞察を得るには、1つの標的またはあるタンパク質の一部に対する特異性が高いプローブを選ぶ必要があります。

生体直交性のレポータータグ:干渉なく検出

アルキン、アジド、テトラジンハンドルを持つプローブに、生体直交性の高い蛍光タグやビオチン標識タグを組み合わせました。

Baseclick社製EdU細胞増殖モニタリングキット:細胞増殖をスピーディーに定量

EdUヌクレオシドを用いて、特にin vivo試験での細胞増殖を検出します。

  • 動物に無害
  • DNA複製に直接組み込まれる
  • アルキンハンドルを持ち、クリックケミストリーによってアジド蛍光プローブで標識化

Bogerセリン加水分解酵素阻害剤:不可逆的な結合

Dale Boger研究室が開発した、セリン加水分解酵素ファミリーに対する広域スペクトル阻害分子ライブラリーを利用できます。アミン部位への官能基の結合によって、化合物に必要な反応性と選択性を与え、セリン加水分解酵素の特定のサブクラスに対する阻害剤を開発できます。

クオラムセンシング調節剤:細菌のシグナル伝達に干渉

クオラムセンシングとは、多くの一般的な細菌が用いる化学的なコミュニケーション機構です。Helen Blackwell研究室が開発した新たなクオラムセンシング調節剤は、グラム陰性菌に関して報告されている最も強力な阻害剤や活性化剤の一種です。

バイオコンジュゲーション

クロスリンカー:生物学の多様なニーズに応える各種リンカー

長さ、溶解性、官能基の反応性が異なる各種クロスリンカーを取り揃えています。

  • アミン反応性のNHSエステルや、チオール反応性のマレイミドなどの一般的なバイオコンジュゲーション用リンカー
  • APN反応性によるチオールカップリングの改善
  • スルフォ-NHSエステルやPEG化リンカーによる溶解性の向上
  • 切断可能なクロスリンカーも利用可能

また、クリックケミストリーに適したクロスリンカーも提供しています。

  • 銅触媒を用いるクリックケミストリーに適したアジド、アルケンリンカー
  • 銅触媒を用いないクリックケミストリーに適したジベンゾシクロオクチン(DBCO)、アジド、テトラジン、トランスシクロオクチン

アシルトリフルオロホウ酸カリウム(KAT):バイオコンジュゲーションの新たな手法

ユニークな官能基KATの機能は以下のとおりです。

  • タンパク質のコンジュゲーションやハイドロゲルの形成に画期的なアプローチを提供する
  • 活性化剤や保護基を必要とせず、水溶液中で速やかに化学選択的アミド形成反応を受ける

合成終盤でのコンジュゲーション:生理活性低分子のネイティブ化学標識

片方の末端のスルフィン酸塩で不活性なC-H結合と直接結合し、もう片方の末端のアジドでアルキンと結合するBaran Diversinate架橋剤を提供しています。また、アジドクロスリンカーとの結合に用いる各種アルキンクロスリンカーや歪みアルキンクロスリンカーも提供しています。




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