1005706

氷酢酸

United States Pharmacopeia (USP) Reference Standard

• 別名: 酢酸, エタン酸, メタンカルボン酸, 氷酢酸
• 化学式: CH₃CO₂H
• CAS番号: 64-19-7
• 分子量: 60.05
• Beilstein: 506007
• MDL番号: MFCD00036152
• UNSPSCコード: 41116107
• PubChem Substance ID: 329748133
• NACRES: NA.24

特性

• グレード: pharmaceutical primary standard
• 蒸気密度: 2.07 (vs air)
• APIファミリー: glacial acetic acid
• 自己発火温度: 800 °F
• expl. lim.: 16 %, 92 °F; 4 %, 59 °F
• メーカー／製品名: USP
• テクニック: gas chromatography (GC): suitable
• 屈折率: n20/D 1.371 (lit.)
• bp: 117-118 °C (lit.)
• mp: 16.2 °C (lit.)
• 密度: 1.04 g/mL at 25 °C (lit.)
• アプリケーション: pharmaceutical (small molecule)
• フォーマット: neat
• SMILES記法: [F2C(F2C)13F3C]C(O)=O
• InChI: 1S/C2H4O2/c1-2(3)4/h1H3,(H,3,4)
• InChI Key: QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

氷酢酸は、無水状態の純粋な酢酸を表す慣用名です。澄明な吸湿性の弱酸で、通常は99.5～100%の濃度です。ドイツ語の「Eisessig（氷酢）」と同様、「氷」という名称は、室温（16.6°Cまたは61.9 °F）をわずかに下回る温度で形成される、氷に似た結晶のことを指しています。弱酸に分類されていますが、氷酢酸は腐食性の毒であり、ヒトの組織と接触すると有害な場合や死に至る場合もあります。氷酢酸の不適切な保存や取扱いにより固有のリスクが生じる場合があり、適切に希釈しないと、患者に傷害を与える可能性があります。酢酸はペプチド製剤における一般的な対イオンです。
氷酢酸USP標準品は、現行の薬局方によって明記、規定されたところに基づき、提供されます。SDS及び製品情報リーフレット類を含め、本製品のサポートのために提供される全ての情報は、現行の薬局方の権威下で作成され発行されています。更なる情報およびサポートについては、現行の薬局方のウェブサイトにアクセスしてください。

アプリケーション

規定された品質試験およびアッセイに使用するための氷酢酸USP標準品。米国薬局方（USP）総論に従って、UV検出器を備えた液体クロマトグラフィーを用いた、標準溶液の調製にも使用されます。USP-NFに公表された公式のモノグラフに基づき、よく特性評価されたこれらの物質的試料は、ペプチドベースの医薬品の同一性、強度、品質、純度を確保するために、製薬および関連産業界による試験に使用されます。
詳細については、USP（米国薬局方）のモノグラフ、テリパラチド、USPNF 2021 ISSUE 6741を参照してください。

その他情報

This product is part of the USP Biologics program.

販売制限が適用される場合があります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H314
• 注意書き: P210 - P233 - P240 - P280 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 3 - Skin Corr. 1A
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 102.2 °F - closed cup
• 引火点(℃): 39 °C - closed cup