T8566

L-チロシン

99.0-101.0%, suitable for cell culture, BioXtra, non-animal source

• 別名: (S)-2-アミノ-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸, 3-(4-ヒドロキシフェニル)-L-アラニン
• 化学式: 4-(HO)C₆H₄CH₂CH(NH₂)CO₂H
• CAS番号: 60-18-4
• 分子量: 181.19
• Beilstein: 392441
• EC Number: 200-460-4
• MDL番号: MFCD00002606
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32160406
• PubChem Substance ID: 24900543
• NACRES: NA.26

特性

• 製品名: L-チロシン, from non-animal source, meets EP, USP testing specifications, suitable for cell culture, 99.0-101.0%
• 由来生物: non-animal source
• 認証: USP/NF; meets EP testing specifications; meets USP testing specifications
• 製品種目: BioXtra
• アッセイ: 99.0-101.0%
• フォーム: powder
• 光学活性: [α]25/D 11.2 to 9.8°, c = 5 in 1 M HCl (Specific Rotation 6.1 - 7.8 °)
• シェルフライフ: limited shelf life, expiry date on the label
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: endotoxin, tested
• 色: white to off-white
• mp: >300 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: 1 M HCl: 25 mg/mL
• 微量陽イオン: Fe: ≤10 ppm; NH₄⁺: ≤0.02%
• アプリケーション: pharmaceutical (small molecule)
• 官能基: (phenol)
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: N[C@@H](Cc1ccc(O)cc1)C(O)=O
• InChI: 1S/C9H11NO3/c10-8(9(12)13)5-6-1-3-7(11)4-2-6/h1-4,8,11H,5,10H2,(H,12,13)/t8-/m0/s1
• InChI Key: OUYCCCASQSFEME-QMMMGPOBSA-N

詳細

詳細

L-チロシンは必須アミノ酸であり、生化学や細胞培養に関する研究において非常に重要な役割を担っています。生化学的研究では、L-チロシンはドーパミン、ノルエピネフリン、およびエピネフリンなどの神経伝達物質の前駆体として重要であり、細胞通信に影響を及ぼし、また気分レベル、注意レベル、およびエネルギーレベルに関与します。また、甲状腺ホルモンの合成にも寄与して、代謝プロセスを調節します。L-チロシンは、細胞増殖とタンパク質合成を助けるために使用されて、細胞維持と細胞修復に関する実験を容易にすることから、生化学および細胞培養に関する研究における有用なツールとなっています。

アプリケーション

L-チロシンは、細胞培養中のアミノ酸による安定同位体標識（SILAC）に用いるSY5Y神経芽腫細胞を培養するためのダルベッコ変法イーグル培地の一成分として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

L-チロシンは極性側鎖を持つ非必須アミノ酸です。細胞でのシグナル伝達に関与するタンパク質の合成に用いられます。L-チロシンはキナーゼによって転移されるリン酸基のレシーバーとして作用します。

特徴および利点

• 細胞培養および生化学の研究に適している
• 多数の研究用途に適した高品質化合物

包装

底の開いたガラス瓶内容物は内部に挿入され接着された円錐部に入っています。

その他情報

ドーパミンやその他のカテコールアミンのアミノ酸前駆物質です。

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安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves