T0576

タウ-441 ヒト

recombinant, expressed in E. coli, ≥90% (SDS-PAGE), lyophilized powder

• 別名: Human Tau Protein, Tau Protein
• MDL番号: MFCD07785735
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥90% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• 分子量: 45.9 kDa
• UniProtアクセッション番号: P10636
• アプリケーション: cell analysis
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... MAPT(4137)

詳細

詳細

タウ-441ヒト（組み換え体）は、タウのアイソフォームであるバリアント2N4Rで、4つの微小管結合リピート（R）と2つのアミノ末端インサート（N）を持っています。タウは、ニューロン微小管関連タンパク質の1ファミリーです。リンタンパク質であるタウは、成熟したニューロンの重要な微小管関連タンパク質（MAP）と考えられています。2N4Rタウは、441アミノ酸（tau441）で構成され、最大サイズのヒト脳タウと見なされています。ヒト脳の場合、タウは6つの分子アイソフォームで存在します。

微小管結合タンパク質タウ（MAPT）遺伝子はヒト染色体17q21.3に位置しています。ニューロン中、より厳密には軸索中で発現します。

アプリケーション

タウ-441ヒトは、グリア細胞で認められるミトコンドリア輸送速度に与える影響を研究するために使用されています。

ヒトTau-441は、アルツハイマー病の神経病理学的変化に対するタウタンパク質の影響を調べるために使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

タウは、通常の生理的条件下でニューロンの微小管の集合を促進し、安定化させます。

微小管結合タンパク質タウ（MAPT）は、微小管構造の構築と維持において重要な役割を果たします。MAPTの発現喪失により、発達遅延と学習障害が引き起こされます。このタンパク質は、アルツハイマー病（AD）の発病と関連付けられています。

タウのアイソフォ-ム、2N4Rバリアントで、4つの微小管が結合した繰り返し体(R)、およびN末端に2つの挿入断片(N) を有しています。

再構成

凍結乾燥品(MES, pH 6.8, NaCl, EGTA含有)。水で復元するとタンパク質濃度1 mg/mL、約50mM MESバッファ-溶液(pH 6.8, 100 mM NaCl, 0.5 mM EGTA含有)になります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)